M&A総合研究所：時価総額1位へ躍進の理由とは？株価収益率との関係性も

2024年3月22日

M&A総合研究所が業界の常識を覆し、創業わずか5年で業界内で時価総額1位に躍り出ました。

この記事では、M&A総合研究所の創業時から転職支援を手がけてきたヤマトヒューマンキャピタルの堀江氏が、その裏話を詳しく語ります。

市場での影響力を確立した同社の軌跡を追いながら、その成功の理由を探っていきましょう。
※この記事の内容は、キャリアDDで公開されたYoutube動画の内容を基に作成しています。

この記事でわかること

M&A総合研究所がどのようにして業界内で時価総額1位に躍進したかの背景
同社の株価収益率（PER）が示す市場評価の高さと、その評価が高い理由。
M&A総合研究所の成長を支える人材の採用と育成に関する戦略。
M&A市場の将来性と、その中で企業間の競争がどのように激化しているか。

監修者

株式会社ヤマトヒューマンキャピタル代表取締役
一般社団法人日本プロ経営者協会代表理事

堀江大介 | Daisuke Horie

野村證券、ITスタートアップ、コンサルティング業界専門の人材紹介会社を経て、ヤマトヒューマンキャピタル創業。
これまで、同領域に200名以上の方を支援した実績をもつ。
事業承継問題の解決には投資資金に加え「経営人材」を輩出するエコシステムが必要であると考え、一般社団法人日本プロ経営者協会をPEファンドパートナーと共同で設立し、代表理事を務める。

【書籍】
ポストコロナのキャリア戦略経営×ファイナンス（ロギカ書房）

【保有資格】
・証券外務員一種
・FP（ファイナンシャルプランナー）2級

堀江大介の詳しいプロフィール

M&A総合研究所が業界内で時価総額1位に躍進

M&A総合研究所は、2024年3月時点で時価総額4,000億円を超えました。また、創業わずか5年という短期間で業界内での時価総額1位へ躍進したことは市場の期待と同社の実力を示す象徴的な出来事です。この成果は、伝統的な業界の枠組みを超え、革新的なビジネスモデルと効率的な経営戦略を駆使して達成されました。

日本M&Aセンターなど、長年業界を牽引してきた企業を追い越したことは、業界内外に大きな衝撃を与え、市場の競争構造に変化をもたらしました。

しかし、この地位は永久に保証されたものではなく、日本M&Aセンターが反撃し、時価総額で再びトップに立つなど、激しい首位争いが続いています。

M&A総合研究所の株価収益率（PER）と市場評価

M&A総合研究所の株価収益率（PER）が44.5倍に達し、日本M&Aセンターの20倍と比べて倍以上の差があることから、同社への市場評価の高さが伺えます。PERが一時的に70倍から80倍にまで跳ね上がった事実は、投資家たちが同社の将来に対して非常に高い期待を寄せていることを如実に反映しているでしょう。

この高いPERは、市場が同社の事業モデルをどれだけ価値あるものと認識しているかの指標となります。M&A総合研究所が前期比で100%以上の成長率を達成したことは、高評価の大きな理由です。

しかしながら、株価や時価総額は市場の変動の影響を受けやすいため、同社は引き続き成長軌道を保ち、投資家たちの期待に応えなければなりません。これを実現するためには、革新的なサービスを提供し続けることや、市場のニーズに適応する柔軟な経営戦略が欠かせないといえるでしょう。