※本記事は2025年8月21日のキャリナー動画「【未経験も積極採用!】これを見れば日本一年収が高い職業「M&A仲介」に転職できます。」を記事化した内容となります。
今、日本で最も高い平均年収を誇る「M&A仲介業界」。なぜこれほどまでに高収入を得られるのか、具体的な業務内容や手数料モデルはどうなっているのか?本記事では、ハイクラス転職サービス「Carinar(キャリナー)」の髙山氏とMCの堀氏による対談を通して、M&A仲介のビジネスモデルから驚愕のインセンティブ設計までを詳しく解き明かします。
〈番組紹介〉
毎回、各業界に詳しい専門のヘッドハンターが講義
日本一わかりやすい業界解説番組「キャリナー大学」
第4回は「M&A仲介」
日本一年収が高い職業といわれている「M&A仲介」その報酬システムの裏側大公開!
そして、転職者必見!タイプ別におすすめの会社もご紹介します!
〈出演者〉
・堀江 大介(ヤマトヒューマンキャピタルCEO)
・髙山 晴透(ヤマトヒューマンキャピタル、Carinar)

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【業界概要】なぜ今、M&A仲介が「日本一高年収な業界」と言われるのか?
わずか5〜10年で急成長を遂げた「残された桃源郷」
堀江 大介(ヤマトヒューマンキャピタル):日本の数少ない残された桃源郷、MCを務めますヒューマンキャピタルの堀江です。色々な業界の仕事内容や職種、給与などを深掘りしていく番組なんですけれども、今回は「M&A仲介」の回ですね。前回はM&A業界全体をやりましたので、その中のファンド、仲介、FA、投資銀行など、1個ずつ大学の授業のようにやっていこうかなと思います。高山さん、今日はなぜこのM&A仲介を取り上げるのでしょうか?
髙山 晴透(ヤマトヒューマンキャピタル、Carinar):はい、Carinar(キャリナー)の高山です。よろしくお願いします。
堀江 大介:今、日本で一番年収が高い業界がM&A仲介なんですよ。しかも、この業界がこれほど大きくなったのは、ここ5年〜10年くらいの話なんです。急に出てきて急に日本で一番年収が高い業界になり、優秀な人をワッと集めてきました。そして今、少し成熟してきて『今後どうなるんだ』という局面を迎えている業界なので、このタイミングで一度まとめておこうかなということです。
髙山 晴透: へえー、そうなんですね!
堀江 大介:社会貢献性もすごく高くて、ゼロから会社を作って70歳までやって『俺の作った会社なくなるのかな』と思ったら引き継いでもらえて、そこが生き残ったら泣きながらお客さんが喜んでくれた、という話はすごくよく聞きますよ。
【業務内容】M&A仲介コンサルタントは具体的に何をする仕事なのか?

最も重要なミッションは「良い売り手企業」を見つけること
髙山 晴透:具体的に、M&A仲介というのはどういったことをやる職業なのですか?
堀江 大介:M&A仲介というのは、会社の買い手と売り手をマッチングする仕事なんですよ。不動産仲介に一番近いですね。会社を譲渡する・売ることに悩んでいるオーナーを見つけてきて、買い手企業に持ち込んで交渉して、値段を決めてスキームを決めて、最後にマッチングして手数料をもらうというのが基本的なビジネスですね。
髙山 晴透:なるほど。その一連の流れをサポートしているのが、M&A仲介会社のコンサルタント担当の人たちということですね。具体的にどんなことをするんですか?
堀江 大介:例えば、売りと買いだったら『買いたい会社』の方が圧倒的に多いんですよ。一方で、売りたい会社があっても、大赤字のボロボロの会社では誰も買いたくないじゃないですか。良い会社なのに『売りたい』と思ってくれる会社は数少ないので、それを必死に探すというのが一番のミッションなんですよ。
「手書きの手紙」と電話のアプローチ
堀江 大介:日本中の数十万社ある会社の中から、ビジネス的に魅力があって、かつオーナーが売りたいと思ってくれる会社をありとあらゆる方法で探します。手紙を送ったり、テレアポしたり、広告を出して問い合わせをもらったり、あとは銀行、会計事務所、税理士事務所といった経営者と付き合いがあるルートから紹介してもらう形もあります。アプローチのやり方は何でもよくて、売る意思のあるオーナーを探してくるところからスタートです。
髙山 晴透:やっぱり手紙の方が伝わりやすいというか、ヒットしやすいんですか?
堀江 大介: 心を打つという話もあるんですよね。手書きの手紙とか。ニデックの永守さんだって、未だに年末年始に『この会社を売ってほしい』と決めた相手に手紙を送るらしいですよ。自らメッセージを書き続けて送っているそうです。
髙山 晴透:それはすごいですね!
堀江 大介:だから手紙を送って見てもらって、『あの手紙を送った者なんですけど一度お話させてください』と電話をセットでやるケースが多いですね。アポイントを取って会いに行って、最初から『売ります』と決めているオーナーは少ないので、オーナーの『今後の会社の終わらせ方・引き継ぎ方』を一緒に考えていくコンサルティング営業をしていきます。気持ちが固まったら買い手を探し、買い手企業の経営戦略に合わせて『こういう会社を買うとシナジーがある』と提案していく仕事です。
【報酬体系】1発の契約でインセンティブ4,000万円!?夢の手数料モデル
売上20億円の会社売却で2億円の手数料が発生するカラクリ
髙山 晴透:ちなみに給与面ですが、やはりインセンティブ比率が高いのでしょうか?
堀江 大介:インセンティブが強いです。固定給+インセンティブという構造で、インセンティブのところは稼いだ手数料の、会社によりますけど数%から20%、30%くらい回収できます。仲介業なので、扱う物件(会社)が大きければ大きいほど手数料も大きくなります。例えば、売上10億円の会社を20億円で売却した場合、M&A会社が買い手と売り手からそれぞれ5%・5%の手数料をもらったりするんですよ。
髙山 晴透:へえー、合計10%ですね。
堀江 大介:合計10%ですから、20億円で会社を売ったら5%・5%で2億円が会社に手数料として入ります。そのうち20%が従業員の給料(インセンティブ)だとしたら、20%で4,000万円じゃないですか!たった1契約で報酬4,000万円が入る。考えるとすごいです。
髙山 晴透:たった1件で4,000万円……! それはすごい世界ですね!
堀江 大介:そうなんです。では、こうした爆発的な報酬を得られるM&A仲介会社には、具体的にどのような企業があり、それぞれどのような給与体系をとっているのかをご説明します。
【カオスマップ】大手4強と注目ベンチャーの「報酬体系・特徴」比較

大手4強(日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク、M&A総合研究所)の違い
髙山 晴透:具体的に、M&A仲介会社にはどのような企業があるのでしょうか?
堀江 大介:業界内にめちゃくちゃ数が増えたのですが、分かりやすく『会社の規模(大手・ベンチャー)』と『報酬体系(固定給中心型・インセンティブ中心型)』で分けると整理しやすいです。まず大手ですが、売上規模や従業員数で言うと4社大きい会社があります。元々は大手3社(日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク)が上場企業としてあり、そこに急成長してきたM&A総合研究所さんが入って、今は4強状態になっています。
髙山 晴透:それぞれ給与体系や社風に違いはあるのですか?
堀江 大介:日本M&Aセンターさんは固定給が高めでインセンティブもそこそこあるバランス型です。一方で、M&AキャピタルパートナーズさんとM&A総合研究所さんは、固定給が低めでインセンティブ率が非常に高いモデルをとっています。ストライクさんは、M&Aセンターさんとキャピタル・総研の間あたりに位置するイメージですね。
非上場大手と「今伸びている注目ベンチャー2社」の強み
堀江 大介:上場していなくても規模が大きい成長企業としては、M&AベストパートナーズとM&Aロイヤルアドバイザリーの2社があり、高インセンティブな領域で非常に大きくなっています。また、ベンチャー領域でここ最近グッと一気に成長してきたのがプレックスという会社です。元々は人材会社として大きく成長していたのですが、M&A仲介を始めて非常に順調にいっています。あと面白いのがウィルゲートという会社で、最近IT企業やスタートアップ特化のM&Aで急成長しています。
髙山 晴透:それぞれの強みは何なのでしょうか?
堀江 大介:ベンチャーでありながら、ウィルゲートだったら『買い手企業が揃っている』、プレックスだったら『成果を出す仕組みやマーケティングが強い』という強みがあります。大手に比べて営業のバッティングが少なく、仕組みや買い手が揃っているベンチャーは、営業にとってすごく成果が出しやすい狙い目と言えますね。
【キャリア・採用】未経験から年収1億円を目指せる採用条件と転職戦略
35歳までなら未経験でもチャンスあり!求められるスキルと人柄
髙山 晴透:非常に幅が広そうですが、未経験からでも挑戦できるのでしょうか?
堀江 大介:若ければ全員に可能性がありますよ!35歳くらいまでで営業経験があれば、ほぼ全員に可能性があります。また、営業経験がなくても、分析が得意なコンサルタイプを好むポジションや仲介会社もあります。
髙山 晴透:未経験でも35歳まで狙えるのはすごいですね。
堀江 大介:非常にハードワークな業界ですが、『ハードに働いて成果を出し、しっかり稼ぎたい・成長したい』という熱意と人柄があれば、20代〜30代前半ならどこかに受かる可能性は十分にあります。
業界未経験者が内定を獲得し、ステップアップするためのルート
堀江 大介:業界内で会社ごとに採用ハードルは違いますが、この業界は歴史が浅く経験者がいないため、経験者を喉から手が出るほど求めているんです。ですから、仮に最初は採用ハードルが低めの会社に入ったとしても、そこで1〜2年実務経験を積めば、業界内での価値が一気に高まり、大手や他の仲介会社へ一気に転職しやすくなります。まずはどこかに入って経験を積むというステップアップ戦略も非常におすすめです。
【業界の未来とやりがい】急増する競合と二極化の中で勝ち残る条件
成熟期に入った業界で「伸びる会社」を見分けるポイント

髙山 晴透:会社が増えているとのことですが、今後はどのように変わっていくのでしょうか?
堀江 大介:あまりにも儲かり、働く人の年収が高すぎて人気業界になりすぎたため、とんでもない勢いで会社が増えました。その結果、一気に成熟業界になったので、これからは『急成長し続ける会社』と『ダメになる会社』にパッと二極化していくと思います。ただ、他の既存産業(証券会社、人材、テレビなど)に比べれば、まだまだ圧倒的なブルーオーシャン市場です。
髙山 晴透:伸びそうな会社を見分けるポイントはあるのですか?
堀江 大介:基本的には『成約実績』と『買い手のネットワーク』があるところですね。売り手は1回売ったら終わりですが、買い手企業(DMMやベクトルなど)はずっと買い続けます。買い手が揃っている会社や、マーケティングの仕組みがあるベンチャーを選ぶのが、個人の成果を最大化する鍵になります。
年収1億円と「感謝の涙」を両立できる仕事の魅力
堀江 大介:なんと言っても日本で一番稼げる可能性のある業界で、起業するより稼げる人がたくさんいます。うまくやっている人は年収1億円プレイヤーがザラにいて、プロ野球選手くらい稼げます。それと同時に、事業承継で後継者がいない会社の雇用と技術を守り、最後はお客様が泣いて喜んでくれるという、非常に高い社会貢献性があります。大変な仕事ですが、まさに日本の数少ない『残された桃源郷』と言えるでしょう。
髙山 晴透:やりがいと報酬が両立した最高の仕事ですね!
堀江 大介:Carinarに登録していただければ、M&A業界やファンドからスカウトがめちゃくちゃ届きます。8月からはスカウトサイトも本格始動しますので、ぜひご自身の可能性を試してみてください!
髙山 晴透:はい、本日はありがとうございました!
堀江 大介:ありがとうございました!

登録無料で企業や業界の内情を語る動画を視聴できる「キャリナー」
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