みなさんこんにちは。ヤマトヒューマンキャピタルの堀江です。
今回はA.T. カーニーの酒井大輔さんにお越しいただき、お話を伺いました。
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A.T. カーニーでの仕事内容
A.T. カーニーの金融インダストリーのプロジェクトはどのようなものが多いですか?
結論を申しますと、業界にインパクトが大きいCEOアジェンダにこだわってやっています。
誰に何をという観点でいくと「誰に?」は金融機関はもちろんそうですが、それに加えて非金融事業者の金融事業もやっています。
「何を?」という意味だと既存の金融事業、新しい金融事業、そして非金融という構造になっています。
例えば非金融事業者ですと、皆さん誰もが知るようなグローバルプラットフォーマーの金融参入ビジネス支援というのを東京だけではなくてグローバルとも連携して、どの国にどういう風に参入していったらいいかというプロジェクトをやっています。
金融機関向けでいくと色々やっているんですが、横断的な内容としては先ほどお話しした長期ビジョン策定やコーポレートガバナンスの改革等をやっています。
思ったより色々やられていますね。
かなり幅広くやっていますが、共通しているのは業界へのインパクトですとか、CEOアジェンダにこだわってやっているというところですかね。
政府や官公庁などにもどんどん情報を共有していき議論しています。
具体的には今年(2022年)自民党がNFTのホワイトペーパーを出したんですが、実はそのインプットもA.T. カーニーがやっています。
そういった形で国をリードしていくような取り組みというのをどんどんやっていこうとしています。
A.T. カーニーに入社して良かったこと
A.T. カーニーに入社されて良かったですか?
良かったと思います。
どのあたりが良かったのでしょうか?
色々あるんですが、大きなものとしては3つありますね。
1つは日本を本気で変えようとしているパッションを持ったコンサルタントと協業していけるというのはすごくやりがいになっています。
本当にそういう人が多いと思いますね。
本当に多いですね。
まさに今A.T. カーニーの中で「強い個」というのを打ち出しているんですが、先ほどお話ししたWeb3.0のところについても政府や官公庁にも訴えかけていく働きをします。
要はそれだけ第一人者としてやっているような方もいらっしゃいますし、それから地方創生みたいなところです。
地方銀行はこれからその地域が活性化していかないとビジネスが続かないじゃないですか。なので地方創生は非常に重要なテーマになってくるんです。そこについても弊社の日本法人の会長の梅澤は観光庁・文化庁の委員をやっていて、本当にその領域の先端の人間と一緒にやれるということです。
あとは組織リーダーシップみたいなものもこれから重要になってきます。ビジネスモデルが変わるのでリーダーや組織のあり方が変わると思うんです。そこについても元モニター東京の代表だった者が、今組織リーダーシップのリーダーをしているんですが、まさにその領域の第一人者なんです。元々モニターって経営戦略×組織リーダーシップがすごく得意なファームだったのでまさにそこで代表をやられていた方ですからね。そういう人と一緒に働けます。
それから同じチームの金融でいくと一緒にやっている河野は金融庁のアドバイザリーをやっていたりと、プロジェクト外でも国レベルで動かしていくような取り組みをしています。
本気で変えようとしている人たちと切磋琢磨しながらやれるというのがやりがいになっています。
2つ目がパッションドリブンの仕事の仕方です。
Our valuesといって5つ掲げているんですが、そのうちの1つにパッションがあります。
具体的に金融プラクティスの仕事でいきますと、同じリーダーシップのメンバーに代表の関灘とシニアパートナーの河野がいるんですが、彼らから一方的な指示は1回も受けたことがないんです。
一方的なものではなくて、あくまで私が想いを持ってやりたいことというのをベースにしてディスカッションをし、どうやっていくかという流れになっていまして非常にやりやすいかなと思います。
これは別に私だけの話でもなくて、例えばメンバーのアサインも同じような仕組みになっています。
普通のコンサルティングファームは自分でプロジェクトを選ぶのはなかなかできないですよね。ですが弊社の場合はプロジェクトの一覧があって、そこに対して自分はこのプロジェクトにアサインを希望する、あるいは希望しないと出すことができます。
なのでそれに基づいてアサインをしていっておりまして、これはジュニアにとってはいいことだと思う一方、マネジメントする側からしますと大変なんです。
ですがそのコストをかけてでもパッションドリブンで本当にやりたいことをやっていくという方が圧倒的にパフォーマンスも上がりますからね。逆に言うとあまり一方的に与えられないので自分で想いを持って考えてくれるという人でないと過ごしにくい会社かもしれないです。
最後、3つ目なんですが、多様な働き方をかなり認めていることです。
ここは多分戦略ファームの中で相当珍しいと思うんですが、実は私は家庭の事情で一時的に時短勤務になっているんです。
それを聞いてびっくりしました。
なかなかないですよね。
ただ長い人生、色々あるじゃないですか。
当然子供が生まれてとか親の介護でとか色々な事情があると思うんです。そういう中でも中長期的に働いてもらうためにということで、働く時間を絞ってやっているということをしています。
当然入社する前はそんなことが起きるなんて想像もしていなかったので、これは入社前に思っていたこととは違うんですが、そこは相当助かっています。もし仮に他の戦略ファームに入っていたら続けられなかったかもしれないですよね。
私みたいなケースはすごく珍しいと思うかもしれませんが、実は私以外でもリーダーシップのメンバーで同じように家庭の事情で時短をしている人がいます。もっと言うと家庭の事情だけではなくて、弊社は珍しく兼業・副業を認めているので、日本法人の会長の梅澤はCICという会社の日本法人の会長をしていますし、他の宇宙ビジネスのリーダーをやっている者も自分で宇宙ビジネスの会社を立ち上げて、そこのCEOをやりながらA.T. カーニーでも働いています。
兼業・副業の人は全部合わせると2割くらいいると思います。
戦略コンサルは入って何年かしたら事業会社に行きたいという人も結構いるじゃないですか。
なんでかというと自分で手触り感をもってやりたいからなんですね。
それが、A.T. カーニーの場合は辞めなくてもできるんですよ。
出向制度というのを整えていて、在籍しながらも誰もが知るようなメガベンチャーに出向していたり、相当多様性を認めています。
辞めずにやりたいことを大体できますね。
そうですね。そこが大きな特徴で、非常に柔軟性が高いです。
入社して大変だったこと
逆に嫌なこともあるんじゃないでしょうか。
1番大変なのは、日本を変えようとしているので、あらゆる場面で獲得目標が段違いに高いんですよね。
それにキャッチアップしていくのは当然大変です。
1番びっくりしたのは、あるセミナーがあって、頭取の方が中心に参加されていたんですが、私の話を聞いたら頭取が本格的に「こうやって変わらないといけないな」と思ってもらわないといけませんねと言われました。
単純にセミナーの話を聞いて、そこまで思うことを獲得目標にするというのが大変でしたね。
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