みなさんこんにちは。ヤマトヒューマンキャピタルの堀江です。
今回はA.T. カーニーの酒井大輔さんにお越しいただき、お話を伺いました。
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はじめに
今日は過去に転職をご支援させていただいた酒井さんにお越しいただいております。酒井さんは今A.T.カーニーにおられて、A.T.カーニーのジャパンの金融インダストリーの中のマネジメントメンバーの1人です。
酒井さんのご経歴
簡単にご経歴をお聞きしてもいいですか?
私は新卒で大手の金融機関に入りまして10年くらいおりました。
そこで営業・ディーラー・企画とかなり幅広くやらせていただいた後、
堀江さんに支援をしていただいてデロイト トーマツ コンサルティングに移りました。
デロイト トーマツ コンサルティングには2年くらいいたんですけれど、そこでは成長戦略・データ戦略・国際金融規制対応をやっていました。
その後IBMに転職しましてだいたい5年弱くらいいました。
そこでは特にCxOアジェンダに特化した金融の戦略コンサルチームを立ち上げまして、ビジネスとテクノロジーとクリエイティブを組み合わせたようなプロジェクトをやっていました。
例えば長期ビジョン策定やAIとか量子コンピュータみたいな先端技術を使ったビジネス戦略ですとか、あるいは新規事業戦略策定ですね。
あと変わり種でいくとビジョンを作った後のコンセプトムービーと言って、ビジョンを具体的に可視化したような体験をそのまま伝えるために、コンテンツ(映像)を映像ディレクターと一緒に作ったりしましたね。
そのあと今年(2022年)の2月にA.T.カーニーにジョインしたということになります。
金融機関向けのプロジェクト
金融インダストリーが長いということだと思うんですけれども、金融機関向けのコンサルでわかりやすいプロジェクトはどんなものがありますか?
戦略コンサルらしいプロジェクトという意味でいきますと長期ビジョン策定はいくつかの金融機関でやらせていただいていますね。
大体10年くらいのスパンでその金融機関がどういう方向を目指していくのかということを考えていきます。
当然経営理念は最上流のところであって、そこを変えにいくということはあまりないんですけれども、その下のレイヤーでは、そもそも「そこから何を目指していくのか」というところは、ビジネスモデルがかなり変換をしていくタイミングなので、皆さんお悩みのところなのかな、ということですね。
そこでは10年後の経営環境というのがどういうふうに変化をしていくのか、そこに向けて自分たちのコア・コンピタンス(企業活動において、中核となる強み)をどういう風に活かしてビジネスモデルを展開していくのかということを描いていきます。
単純に「10年後こうしましょう」だけだと明日から何をしていいのか分からないじゃないですか。
なのでそこに向けての道のり、大体10年間を3年・3年・4年くらいのステップで切って、将来こうなるならこの先の3年間中計(中期経営計画)ではこういうことをやっていきましょうと具体的に落とし込んでいくということをやらせていただいています。
金融に対する想い
初めてお会いした時から、異常に金融機関に対する思い入れが強いと感じていたんですが、その理由をお聞きしたいです。
私は元々学生時代から非常に自分の人生を変えるような原体験がありまして、そこからずっと日本の金融を再び強くするという個人的なビジョンを持っています。
それに従って20年間のキャリアの中で尽力してきました。
キャリアがぶれていないですよね。
そうですね。金融一本という形でやっています。
原体験というのが結構重い話なんですが、私の父が経営していた会社が学生時代に倒産をしてしまいました。当然学生生活を続けていくのもままならない状況だったんですが、金融機関や奨学財団等から金融の仕組みを使って助けてもらったという想いがすごくありました。
そういった仕組みがあったからこそ今の自分があるという想いがすごく強いので、生涯をかけて金融を強くしたいなと考えていました。
A.T. カーニーへ転職した理由
A.T. カーニーへは何故転職したのですか?
大前提としてIBMではすごくやりやすくて、比較的若いうちにアソシエイトパートナーにならせていただいて、自分が立ち上げたチームもそれなりの規模になって、基本的にこのままやっていこうかなというところだったんですが、きっかけとしてはA.T. カーニーから声がかかって他の機会も探ってみようかなということで、色々話を聞きました。
決心した理由としては大きく2つありまして、
1つ目はA.T. カーニーが掲げるビジョン、我々はOur valuesと呼んでいるんですが、その価値観にすごく共感したというところが大きいですね。
ビジョンをもう少し具体的に話しますと、今A.T. カーニー東京オフィスでは「日本を変える、世界が変わる」というビジョンを掲げています。
おそらく言葉だけでは近しいようなビジョンを掲げている会社もあるかもしれないんですが、本気でこれを愚直にやろうとしていて、具体的なアクションプランにまで落としている会社というのは私は今のところA.T. カーニーしか知らないと思っています。
コンサルらしからぬミッションというかスタートアップみたいな
ミッションですよね。
そうですよね。
具体的にどんなことを言っているかというと創造と変革を両輪でやっていくんだということをかなり強く謳っています。
変革系のプロジェクトって主な戦略系ファームの皆さんがメインの仕事にしていると思うんですが、既存のビジネスに対して大量に人を送って変えていくという仕事ですよね。
一方創造系のプロジェクトというのは新しい産業や事業やサービスを生み出していく仕事です。
その両方を合わせてやっていくって結構大変なんですよね。
そもそも変革系のプロジェクトの方が圧倒的に安定するし、ニーズもその分多いですよね。おそらく経営コンサルティングファームの短期的な経営だけで考えていくと絶対変革系にフォーカスしている方がいいに決まっています。
その方が拡大がしやすいですよね。
そうですね。
創造系ってすごく難しいですし、しかも単発で横展開はできないんです。そういう意味でいうと経営効率的には悪いんですよ。
でも日本を変えるためには変革だけしていてもダメじゃないですか。
なので当然変革もするんですが創造系も合わせてやっていきます。
一番最初にA.T. カーニーで面談したのが今の代表の関灘なんですが、彼と直接話して本当に感銘を受けたのが「短期的な経営成績よりもクライアントや社会のインパクトの方を間違いなく重視します」ということです。そこにすごく共感をしました。
というのは先ほど私が申し上げたような私の個人のビジョンである日本の金融を再び強くすると完全にリンクしたからです。
なのでそういう意味でいくとA.T. カーニー東京としては「日本を変える、世界が変わる」というのを目指していて、その中で私は金融という領域でやっていきたいと思ったのが一点ですね。
2つ目がOur valuesへの共感なんですがA.T. カーニーではすごくパッションを大事にした仕事の仕方というのをやっておりまして、それが自分の志向にマッチしていたかなと考えています。
元々A.T. カーニー東京では東京オフィスが立ち上がったのが50年くらい前なんですが、そのときの最初のプラクティスが金融プラクティスだったんです。
金融から始まっているんですね。
そうなんです。
当時のA.T. カーニーでは金融プラクティスが大きくて稼ぎ頭だったんですが色々な時代の変遷があって今はそうでもなくなりました。
なのでこれから再拡大していこうというタイミングでした。
そういう組織の方が自分に合っているのではないかと思っていました。
今までの人生を振り返っても事前に敷かれたレールの上を走っているというよりも、全く道がないところに自分で道を作ってそこに進んでいくという生き方をしてきているので、私のパッションをもとにしてA.T. カーニー東京の金融プラクティスを再び元気にするというところへちょっとでも尽力できればいいかなと思いました。
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