このページでは、金融業界への転職に関して解説します。キャリアの実情、転職ノウハウ・事例、具体的な求人情報について記載しますので、今後のキャリア形成の参考にして下さい。
今回の記事は金融業界への転職を考えている方が将来のキャリアを考える上で役に立つ記事を作成することを意識しました。ただし、弊社ヤマトヒューマンキャピタルは転職エージェント会社ですので、業界や個別企業のマイナス面はこのような場では申し上げられません。
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- 金融業界とはどのような業界か
- 金融業界に転職するメリットや、転職先・キャリア
- 金融業界の採用市場の傾向
- 金融業界の採用要件
監修者
ヤマトヒューマンキャピタル株式会社 代表取締役
一般社団法人日本プロ経営者協会 代表理事
堀江 大介 | Daisuke Horie
野村證券、ITスタートアップ、コンサルティング業界専門の人材紹介会社を経て、ヤマトヒューマンキャピタル創業。
これまで、同領域に200名以上の方を支援した実績をもつ。
事業承継問題の解決には投資資金に加え「経営人材」を輩出するエコシステムが必要であると考え、一般社団法人日本プロ経営者協会をPEファンドパートナーと共同で設立し、代表理事を務める。
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そもそも金融業界とは?
金融業界の役割分類
金融業界がもたらすもっとも重要な役割は、資金や資本の流れを管理することにより、経済活動の維持と発展に寄与することです。
資金供給により、法人や個人に対して融資や資金調達の機会を提供し、これにより、法人には主に事業の立ち上げや拡大、個人には住宅購入や教育費用の支払いなど、さまざまな経済活動の支援を行います。
また、金融機関は資金を投資して利益を生み出す役割も担っており、株式市場、債券市場などにおいて、資金を有効に活用する手段を提供します。
上記は金融業界が担う役割の大枠について触れましたが、以下、具体的に機関ごとの役割について解説します。
銀行
資金の預かりや貸出、融資、預金口座の提供などを通じて、企業や個人に金融サービスを提供します。
昨今の経済活動におけるキャッシュ取引のほとんどは銀行が 担っており、長く金融業界の中枢的役割を果たしてきました。
資本市場へのアクセスや投資銀行業務も一部の銀行が行います。
証券会社
株式や債券、投資信託などの金融商品の売買や取引を仲介・管理し、投資家に対して適切なアドバイスやリサーチ情報を提供します。
日々、掲載ニュースで流れる「日経平均」や「為替レート」にかかる取引を支えているのがこの証券会社です。
保険会社
保険商品を提供し、個人や企業のリスクを保護します。例えば、生命保険、自動車保険、火災保険などがあります。
また、この基本的な役割にくわえ、一部法人向け融資や、個人向けの貸出により掲載活動を支える役割も担います。
投資銀行
「投資銀行」とは、「銀行」そのものとは異なります。
企業の資本調達やM&A(合併・買収)などの金融サービス提供のことをこのように呼んでいます。英語ではinvestment banking と記載し、これを直訳して「投資銀行」と呼んでいます。
(略して「IB」ということが多いです)
企業が資金調達を行う際に、株式を発行するのか、銀行からの借り入れによるのか、もたらす効果が異なるため、企業に最適な提案(アドバイザリー)を行うことをメイン業務とします。このアドバイザリーの一環として、昨今では「M&A」という手法が多く提案されるようになっています。
M&A
企業買収、事業承継のことをM&Aと言います。企業の合併や買収をコーディネートし、関与する各種手続きをサポートします。具体的には、企業評価やデューデリジェンス、契約交渉などを行い、取引の実現を支援します。
各企業のシナジー効果や成長戦略に基づいて、最適な経済効果をもたらす重要な役割を担います。報道で大きく取り上げられるような巨額な資金が動く取引から、昨今では後継者問題に悩みを抱える中小企業における取引まで、様々なM&Aを実現しています。
ファンド
資金の集合体を「ファンド」と呼びますが、ここでは、投資ファンドについて解説します。
成長が見込まれる企業や事業に投資するために、投資家から資金を募り、集まった資金を投資先企業のバリューアップ(企業価値を上げること)のために使用します。経営手法を見直したり、設備を新しくすることで生産性を上げるなど、その資金の使い道はその投資ファンドにより様々です。結果、投資資金を増やして投資家に還元することをミッションとしています。投資家の観点では、投資資金が増えて還元されるという意味で魅力がありますし、投資を受けた企業にとっても自社で賄えない資金の提供を受けることにより成長のチャンスを掴むことができる点で、あらゆる方面に利益をもたらす、昨今の経済活動の中でも重要な役割を果たしています。
FAS
ビジネスオーナーや経営者向けに、事業戦略や成長計画に関するアドバイスを提供します。
ここでは特にM&Aにおける「FAS」について解説します。
M&A(企業合併・買収)では、買い手側・売り手側それぞれの想いがあります。FASと呼ばれるアドバイザリーは、買い手側・売り手側それぞれの専任担当として、買い手側FASは最も安く(もしくは他の好条件で)一方売り手側FASは最も高く買収を成立させる為の動きをします。具体的には企業評価、デューデリジェンス、交渉戦略などを通じて、戦略的なパートナーシップや組織の再編成を支援します。M&Aにおける財務会計局面でのスペシャリストとしてその役割が期待されます。資格でいうと、公認会計士の方が多く活躍されています。
金融業界の職種
金融業界には、上記の通り業種が様々に分類されますが、その職種も多岐にわたります。
ここでは、営業職(フロント)、バックオフィス、ミドルバック について解説します。
営業職(フロント)
金融専門職は極めて専門性が高く、高度な知識を駆使して顧客の投資意欲に寄与する働きをします。
具体的には、投資銀行における、M&Aアドバイザリーや、カバレッジバンカー、機関投資家向けの債券や株式のトレーダーなど、個人向けには個人の資産運用に向けたアドバイスを行い、株取引や投資信託の購入の際してのアドバイスを行います。会社から目標設定をされることが多いのも特徴です。
バックオフィス
営業職のサポート的な役割を果たすことがメイン業務です。営業職の営業活動の約定処理や、営業活動に必要なデータ分析、税務処理、リーガル面や会計処理上の監査対応など、活躍の領域は多岐にわたります。
ミドルバック
営業職とバックオフィスの中間に位置し、取引や業務の処理や監視、リスク管理などを担当することが多いです。アセットマネジメント会社においては、投資信託を運用するためのアセットの仕入れとして位置づけ、トレーダー職をミドルバックととらえる企業もあります。
金融業界の働き方は?
金融業界では一般的にハードな労働が求められる場合があります。特に投資銀行業界やトレーディングなどの職種では、市場の営業時間や国際取引の影響で、昼夜逆転の勤務時間となることも多く、非常に忙しいスケジュールとなることが多いです。
但し、昨今では日本でも働き方改革の流れが主流で、過度な時間外労働を強いる企業は少なくなっております。
一方、同じ金融業界でも、バックオフィスやミドルバックのポジションにおいては、比較的定時内での労働環境の企業が多く、ワークライフバランスの確保の意味で大変魅力的な環境です。
金融業界の給与水準は?
銀行、証券会社の営業職
・新入社員(20代初め):350万円〜500万円
・ミドルクラス(30代前半):500万円〜1,000万円(30代後半):700万円~1200万円
・シニアクラス(40代〜50代):800万円〜1500万円
・経営幹部: 1,500万円以上
銀行、証券会社バックオフィス、ミドルオフィス
・新入社員(20代初め):300万円~400万円
・ミドルクラス(30代前半):400万円~600万円(30代後半):500万円~800万円
保険会社の専門職(資金運用やアクチュアリーなど)
・新入社員(20代初め):350万円〜500万円
・ミドルクラス(30代前半):600~1,000万円(30代後半):800~1,500万円
投資銀行
・新入社員(20代初め):500~800万円
・30代:1,000万円~
・40代:1,200~2,000万円以上
M&A
年齢による分け方の概念はあまりなく、完全に実績に応じた報酬体系を採用している企業がほとんどです。
未経験で入社で400万円スタート、実績に応じたインセンティブが付与され、2年目で1,200万円程、その後3年目で2,000万円~、中には1億円以上稼ぎだすプレイヤーも存在します。
インセンティブの付与が明確に規定されており、チーム業績にかかわらず自身の実績に応じて支給がほとんどのため、大手企業によくある、会社は業績不振だが自身は稼げているようなタイプの方の賞与へのモヤモヤ感は発生しづらい環境と言えます。
ファンド
・アナリスト:800~1,000万円
・アソシエイト:900~1,500万円
・ヴァイスプレジデント:1,000~1,600万円
・ディレクター:1,500~2,000万円
大手FAS
・アナリスト:600~800万円
・アソシエイト:800~1,000万円
・マネージャー:1,200万円~
・シニアマネージャー:1,600万円~
・ディレクター:2,500万円~
※上記は、企業規模等により異なります。あくまで一般的な数値です。
金融業界からの転職先・キャリア
身につくスキル
金融商品や、金融市場動向、金融制度などの金融知識が身につくのはもちろんのこと、数的分析力やコミュニケーションスキルも培われます。また、絶えず変化する法改正への対応も求められており、リスク管理能力や環境変化への適応能力の面でも大きく成長できます。
よくあるキャリアパス
金融業界では、上記のようなスキルが身につくため、あらゆる方面への転職が可能と言えます。多い転職先業種としては、不動産業界、医療(MR)、IT営業職等が挙げられます。
元々金融業界の年収帯が高い為、転職先も比較的年収帯の高い業種が多いように感じます。ただ、金融業界の文化や常識は独特ともいえ、いちど金融業界で働いた方は金融業界に馴染みを持ち、異業種に転身したがらない事も多く、金融→金融への転職が最も多いケースかと思います。
金融業界への転職難易度
上記までに述べたように、金融業界の業務は、非常に専門性が高く、高いスキルを必要とすることから、異業種から金融業界への転職は非常に難易度が高いのが現状です。
ただし、最近では大学卒業・新社会人2~3年目までのいわゆる「第二新卒」の若手ゾーンに限っては、そのポテンシャルを武器として異業種から金融業界への転職を果たすケースが増えています。
未経験転職は可能?
上記の通り、第二新卒の若手ゾーンにおいては、企業のニーズはここ数年非常に高まっています。
その場合、「ポテンシャル」により、採否を判断されることになりますが、率直に、そのポテンシャルを測る手段は、出身大学や、出身学部、保有資格というケースがほとんどです。
金融業界の転職市場の状況は?
大変な「活況状態」です。
経験者枠はもちろん、上記の通り、最近は、有能な人材を確保したいという企業ニーズが大変強く、ポテンシャル採用も加速している現状がこれを物語っています。
未経験での転職は可能なのか?
率直に申しますと、30歳を超えての未経験採用は非常に厳しいのが現状です。
20代の若手ポテンシャル人材の採用枠であれば、未経験での金融業界への転職は十分に可能です。
特に、M&A仲介会社や、金融機関の投資銀行領域での未経験採用にチャンスが多いです。
金融業界が未経験から採用する理由
これは、企業の「優秀人材を確保したい」というニーズが強いからです。
ひと昔前の金融業界は、他業種に比べ、比較的年収帯も高い水準にあり、簡単に言えば、黙っていても優秀な学生を新卒採用できていた時代が続きました。ところが、最近では、業種や業界が多岐にわたり、ことIT業界など、金融業界以外にも、年収帯が高いレンジにあることに加え、働きやすさやユニークな福利厚生など、新卒の学生にとって魅力的な就職先が増えている現実があります。
つまり、以前に比べ、金融業界が優秀な学生を新卒採用する難易度が上がっていると言えます。
そのため、各金融機関では、新卒採用時に獲得し損ねた優秀な人材を第二新卒枠で獲得したい思惑があります。
金融業界への転職に向いている人の特徴
・論理的思考力
・コミュニケーション能力
・数字への感度が高い
など
これまでに述べてきたとおり、金融業界での業務は、大変高い専門的知見やスキルを必要とすることから、「地頭」の良さを求められるシーンが多くあるのは否定できません。これに加え、営業職であれば、高いコミュニケーションスキルが必要ですし、バックオフィス、ミドルバックでは、業務の正確性とスピードが求められることが多いです。これを踏まえ、
・地頭の良さ
・ロジカルシンキング
・高いコミュニケーションスキル
・数的感度の高さ
・物事を正確に運ぶスキル
これらを持ち合わせている方が金融業界への転職に向いている人と言えるでしょう。
金融業界で求められる経験・スキル・学歴は?
総じて、経験・スキルとしては、転職先ポジションと親和性の高い(同等の)ものを必要とすることが多く(未経験ポテンシャル採用を除き)学歴は大学卒業以上を求めるところがほとんどです。
金融業界で求められる資格は?
証券会社や銀行では、証券外務員資格やファイナンスプランナー資格を求められることが多く、証券アナリスト資格は、保有していれば高い向学心や数的処理能力のアピールになります。
また、会計的業務内容の側面を有する投資銀行やM&A、ファンド、FASなどでは、簿記2級以上は必須のことが多く、公認会計士資格は大変有力な武器になります。
いつ転職すべき? 金融業界への年齢別転職のしやすさ
未経験採用では、新卒~社会人経験2~3年以内に限定されていることがほとんどです。
経験者採用では、年齢に応じた経験が必須となり、さらにその中でも企業のニーズが強いのは、20代後半~30代、スペシャリスト採用で40代前半までとする企業が多いです。
それよりもベテラン層となると、特筆すべきスキル(有名なファンドマネージャーなど)を求められるケースがほとんどです。
金融業界に転職するメリット・デメリット
金融業界に転職するメリット
金融業系に転職するデメリット
金融業界への転職でよくある質問
- 未経験でも転職できますか?
-
上記で述べたように、一定の年齢制限があるのが現状です。
- 勤めながら転職活動可能ですか?
-
もちろんです。ほとんどの方は、現職の勤務を継続しながら、転職活動を行います。
面接選考に入ると、現職で半休を取得するなど、対応は必要になりますが、転職先が確定するまでの一定期間の話ですし、スケジュール調整の上でのアドバイスは弊社キャリアアドバイザーが行いますので、ご安心ください。 - 最近の金融業界の転職数はどうなっていますか?
-
金融業界の転職状況は総じて活況です。年々、企業ニーズも高まっています。
コロナ禍の折りに一時的に採用手控えムードがありましたが、現在はコロナ前同様、活況となっています。
金融業界を目指す方のよくある転職理由
金融業界を目指す方のよくある志望動機
金融業界への転職成功事例
【未経験での企業が評価したポイント】
・金融機関向けソフトウェアを取り扱っていたことから、金融関連の知見が少しあった
・法人向け営業経験はそのまま活かせる
・高いコミュニケーションスキルを持ち合わせていた
【候補者の希望】
・経験はそのまま活かせること、および前職で優秀な実績を上げておられたため、年収UP交渉が成功し、転職実現。
【未経験だが企業が評価したポイント】
基本的には未経験領域は20代前半での転職のケースがほとんどであるが、広告代理店側と、事業会社広報は相対するポジションでもあり、業務内容に大きな理解があるため、スライドでキャッチアップ可能と判断。
金融業界からの転職成功事例
金融業界で比較的高価格(100~1,000万円単位)の取引を行っていたため、不動産との親和性高く、また営業職という共通点もあり採用
証券会社で培ったタフな営業精神を買われ、採用
金融業界の求人例
報酬:500~1,500万円
ポジション:総合資金部
トレーダー職
外国為替・金利・債券等のディーリング業務(市場トレーディング室 トレーディンググループ)
報酬:500~1,200万円
ポジション:投資顧問(ファンドラップの運用)
・ファンドラップのアセットアロケーション業務、ファンドのモニタリング、デューデリジェンス、運用報告書など各種報告書作成業務
報酬:500~800万円
ポジション:資産運用・商品開発等フロント業務(ファンドマネージャー・クオンツ・データサイエンティスト・プログラマー)
数理ファイナンス理論・コンピューターサイエンス・データ解析の知識・スキルをベースとした、ファンド(アクティブ・絶対収益)の運用・開発・メンテナンスと、それに必要な業務インフラ構築
報酬:400~2,000万円
ポジション:投資銀行部門_未経験者採用
配属ポジションはご本人のご希望、ご経験、社内の状況により決定となりますが、投資銀行部門(上場企業担当、未上場企業担当、M&A、DCM、ECM等)での配属となります。
報酬:420万円~
ポジション:M&Aアドバイザー(ポテンシャル採用)
中堅・中小企業のM&Aに関する一連の業務(ソーシング業務・相談受付・提案・企業評価・マッチング・契約書案作成・条件調整・クロージング等の全てのステージ)
まとめ
ここまで述べました通り、金融業界は、高度な知見とスキルを併せもつ、スペシャリスト集団です。
そのため年収など、処遇面もハイクラスであることが多く魅力ですし、福利厚生も充実している企業が多いです。
金融業界の中での転職はもちろん、異業種への転職も比較的叶いやすいこともあり、転職先の業界の候補の一つにぜひご検討いただきたい業界です。
弊社コンサルタントは、金融業界に強みを持つ人材のスペシャリストがそろっておりますので、金融業界にご興味をお持ちの方は、是非一度ご相談ください。
転職相談頂いた方にはメディア記事では書けない下記情報をお伝えします!
- 志望業界の非公開&未経験OKの求人をご紹介
- 志望業界転職後のキャリアの選択肢を解説
- 志望業界のマイナス点、個別企業ごとの優劣をご説明
- 志望企業へ社長や幹部経由の特別ルートでの応募も可能
- 内定を取り切るマンツーマン面接対策を実施
☆志望業界に直接転職できない方も、1社挟んで業界にたどり着ける最短ルートを伝授
\転職意思が固まる前の情報収集も歓迎/
執筆者
名嶋 頼子| Yoriko Najima
新卒でSMBC日興証券入社、営業職としてキャリアスタート。途中、夫の転勤により自身のキャリア形成は中断するも、帰京後にみずほ銀行に入行。10年超に渡って金融機関の営業職を経験する。自身がキャリア構築を一時中断した経験から、キャリア構築・形成には時限があることを痛感する一方で、構築はその方法により無限の可能性もあることを感じ、大手人材紹介会社へ転職。当社では自身の経験を活かし、金融業界をメインに転職サポートを行う。