日本M&Aセンターの平均年収は?元社員のモデルケースも紹介

この記事では、30年以上の歴史を持ちM&A業界のプラットフォーマーとして地位を確立した日本M&Aセンターについて紹介します。同社の平均年収、新卒、中途入社者のモデルケースなどをご紹介し、あなたのキャリア選択の幅を広げる手助けをします。

日本M&Aセンターの年収の情報以外にも、企業情報、強み、転職情報などをまとめた記事も用意しています。併せてご一読ください。

この記事でわかること
  • 日本M&Aセンターがどのような企業であるか、また業界内での競合優位性
  • 日本M&Aセンターの従業員の年収水準とその背景
  • 日本M&Aセンター元社員の給与モデルケース
目次

日本M&Aセンターはどんな会社?

日本M&Aセンターは、1991年に創業し、企業の存続と発展に貢献することを理念として掲げています。会計事務所間のネットワークを基盤として設立され、その後、金融機関との提携を進め、M&A業界のプラットフォーマーとして地位を確立しました。

日本M&Aセンターの強みは、全国の地方銀行、信用金庫、会計事務所との広範なネットワークと、未経験者でも成功できる教育体制にあります。30年以上にわたる提携を通じて、中小企業の譲渡ニーズや後継者不足に関する売却ニーズを集めるプラットフォームを構築し、業界内で独自の地位を確立しています。

また、豊富な研修プログラムとOJTを通じて未経験者でも成長し、活躍できる体制を整えており、高いマッチングレベルを維持しています。これらの要素が組み合わさり、日本M&Aセンターの競合優位性を形成しているといえるでしょう。

日本M&Aセンターの業務について掘り下げた記事を用意しています。興味のある方はご一読ください。

日本M&Aセンターの平均年収

日本M&Aセンターの従業員の平均年収は、2022年度で1,114万円です。同社のIR情報にて公開されている過去4年間の平均給与は以下の通りです。

年度平均給与
2019年1,353万円
2020年1,243万円
2021年1,202万円
2022年1,114万円

(出典: 日本M&Aセンター – 統合報告書 2023年11月10日更新)

続いて新卒、中途それぞれの年収情報を紹介します。

日本M&Aセンターの新卒の年収 [職種別]

日本M&Aセンターの採用サイトでは、M&Aコンサルタント職の新卒の初年度想定年収に「約558万円」。ビジネス系総合職は「約424万円」と記載されています。どちらも昇給は年1回、4月に行われ、賞与は年2回、6月・12月にあるようです。

(出典:新卒採用の応募要項・選考フロー|日本M&Aセンターグループ 採用サイト)-2024年4月現在

上述した1,000万円を超える平均年収と、新卒の年収を比較すると大きな差異が見られますが、この金額は成果に応じて変化します。続いて元日本M&Aセンター社員の給与推移のモデルケースを見てみましょう。

日本M&Aセンターの中途入社者の年収

以下は、キャリアDDのYoutubeにて公開されたセルサイドの業務に従事した従業員のケースです。


中途で日本M&Aセンターに入社。勤続期間は約5年間で、主にセルサイドの仲介業務に従事。キャリアの前半期には、ネットワークを活用して提携する部署で働き、後半はダイレクトに案件をソーシングする部署に所属していた。これらの部署でセル案件の創出から成約に至る業務を担当し、累計で10件以上の成約を実現。

勤務年数年収(万円)
1年目約500万円
2年目約500万円
3年目約1000万円前後
4年目約1000万円前後
5年目約1500万円前後

初年度の年収は固定給で約500万円からスタートし、2年目に大きな変化はありませんでしたが、3年目には、インセンティブなどの影響もあり年収が1000万円を超えました。4年目も年収1000万円程度を維持し、5年目に会社を退職する際には1500万円前後まで上昇。このように、中途入社の際に新卒と同程度年収だった従業員も大きな年収アップを実現しています。

また、以下に掲載した弊社ヤマトヒューマンキャピタルの求人情報によると、中途入社の場合「500万円〜1200万」と幅のある報酬が設定されています。特筆すべきは、インセンティブの支給に上限がないという点でしょう。

M&Aコンサルタント【ポテンシャル採用枠】

報酬:想定初年度年収:400~1,200万円
<月給+賞与2回+上限のないインセンティブ>

業務内容

国内の中堅/中小企業のM&Aに関する一連の業務(ソーシング業務/相談受付/提案/企業評価/マッチング/契約書案作成/条件調整/クロージング等の全てのステージ)

求める人材

・中堅/中小企業のM&A業務の実践に熱意をもって取り組んで頂ける方
・日本の事業承継問題を解決したいという想いのある方
・法人営業実務経験をお持ちの方
・コンサルティング、提案型営業の経験をお持ちの方
・銀行/証券会社等、金融機関での実務経験をお持ちの方
・引受等を含む投資銀行業務の経験をお持ちの方

M&Aコンサルタント(海外事業部)

報酬:想定初年度年収:500~1,200万円
<月給+賞与2回+上限のないインセンティブ>

業務内容

海外の中堅/中小企業のM&Aに関する一連の業務(ソーシング業務/相談受付/提案/企業評価/マッチング/契約書案作成/条件調整/クロージング等の全てのステージ)

求める人材

•日常会話~ビジネスレベルで英語力(会議では英語を使用します)をお持ちの方
•中堅/中小企業のM&A業務の実践に熱意をもって取り組んで頂ける方
•コンサルティング、提案型営業の経験をお持ちの方
•銀行/証券/商社等での海外駐在経験をお持ちの方
•引受等を含む投資銀行業務の経験をお持ちの方

日本M&Aセンターの求人に関して詳細な情報を知りたい方は、上記の「この求人について詳しく聞きたい」お気軽にご相談ください。

日本M&Aセンターの就職・転職難易度は?

日本M&Aセンターは、様々なバックグラウンドを持つ人材を採用しています。経験者だけでなく、営業やコンサルタント出身者、未経験者も含まれます。特に未経験者には、充実した研修やサポートが提供され、M&Aのプロフェッショナルに成長する機会があることが魅力の一つです。

採用の対象年齢も比較的幅広く、第二新卒から30代後半まで幅広い年齢層が応募可能です。コミュニケーション力や問題解決能力が重視され、これらのスキルを持つ応募者は積極的に採用されている印象です。もちろん求められる能力は高いものの、転職のハードル自体は高くないため、自己PRができる人には多くのチャンスがあります。

求められる人材要件や、選考対策の詳細については以下の記事で紹介しています。

日本M&Aセンターは、個々の才能を見出し、適切なキャリアパスを提供しています。M&A業界でのキャリアを考える人にとって、同社は魅力的な選択肢となるでしょう。


弊社ヤマトヒューマンキャピタルでは、M&A業界への転職支援が可能です。同業界の未公開求人のご紹介や、業界未経験者の方へのアドバイスを含め、専門のアドバイザーがサポートをさせていただきます。ぜひご気軽にご相談ください。

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