【M&A】ストライクはどんな会社？社員の年収や特徴を解説

株式会社ストライクは、M&Aの仲介や関連コンサルティングサービスを提供する専門企業として、1997年の設立以来、企業価値評価や財務コンサルティングに強みを持っています。

本記事では、ストライクの特徴や平均年収、および企業文化について詳しく解説。キャリアDDがストライクの荒井代表取締役から直接取材した情報も交えてお届けします。

ストライクはどんな会社？

株式会社ストライクは、M&Aの仲介や関連コンサルティングサービスを提供している日本の企業です。公認会計士が主体となって設立した会社となっており、1997年の設立以来、企業価値評価や財務コンサルティングの面の強みを活かした分野で活動しています。

項目	詳細
会社名	株式会社ストライク
設立	1997年7月
代表者	代表取締役社長 荒井 邦彦
資本金	8億2,374万円（2023年12月31日現在）
上場市場	東京証券取引所 プライム市場 (証券コード 6196)
従業員数	289名（2023年12月31日現在）
事業内容	・M&Aの仲介・M&A市場「SMART」の運営・企業価値の評価・企業価値向上に関するコンサルティング・財務に関するコンサルティング・プレマーケティングサービス
加盟協会	一般社団法人M&A仲介協会

株式会社ストライクは、2016年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場しました。その後、2017年6月には東京証券取引所市場第一部（現：プライム）に市場変更を行っています。

また日本国内に複数のオフィスを展開しており、東京、大阪、札幌、仙台、広島、福岡、高松、名古屋にオフィスを開設。より効果的なサービス提供と顧客とのアクセス向上を図っています。

ストライクの事業内容

株式会社ストライクの主なサービスは、成長加速型M&Aコンサルティング、事業承継型M&Aコンサルティング、経営支援コンサルティング、そしてM&A市場「SMART」の運営に分かれています。

(出典：サービス | M&A仲介・アドバイザリーのご相談はストライク)

成長加速型M&Aコンサルティング

成長加速型M&Aコンサルティングでは、企業が新市場に進出する際の戦略策定や新商品開発を支援し、コスト削減と経営の安定化を図ります。このサービスには、プレマーケティングサービスも含まれ、事前に市場調査を行い、条件に合った譲渡希望企業を迅速に探し出します。また、経験豊富な公認会計士による企業価値評価も行い、適正価格でのM&A成立を目指します。

事業承継型M&Aコンサルティング

事業承継型M&Aコンサルティングは、社内承継や親族承継が困難な場合の代替手段として、事業の持続可能性と発展を支えるサービスです。このプロセスでは、事業の価値を維持しつつ、新しい経営者へのスムーズな移行を支援し、企業文化や創業者の理念も引き継がれるように取り組みます。

経営支援コンサルティング

経営支援コンサルティングでは、企業再生、税務、財務管理の改善を通じて、経営の課題を解決します。業界分析やビジネスモデルの調査を行い、市場動向や競合他社との比較から戦略的なアドバイスを提供します。これにより、企業は市場の変化に迅速に対応し、新たな投資機会を見極めることができます。

オンラインM&A市場「SMART」の運営

M&A市場「SMART」の運営では、インターネットを活用したプラットフォームを通じて、国内外の企業がM&A案件を見つける場を提供しています。この市場ではユーザー間での直接的なコミュニケーションを促進し、両者が想定していないビジネスチャンスを創出しています。

ストライクの特徴

以前、弊社ヤマトヒューマンキャピタルが行ったウェビナーにて、ストライク代表取締役の荒井氏は同社の特徴について以下のように語っています。

イベントアーカイブ記事はこちら

ストライク社員の仕事内容

公式サイトによると、ストライク社員の仕事内容は以下の通りです。
ここでは同社の主要業務であるM&A仲介業務について紹介します。

案件探索

• セミナー開催、広報誌の発行、WEB・新聞・雑誌によるM&A情報の発信
• 直接営業、ダイレクトメール
• 業務提携先の開拓、関係強化、提携先からの紹介
• 譲渡企業先から相談対応、提案

案件化

• 譲渡希望先との秘密保持契約の締結、譲渡対象企業の情報の入手
• プレ企業分析、譲渡可能性の検討
• 譲渡希望先とのM&A仲介依頼契約の締結
• 譲渡スキームの提案、企業評価の実施
• 提案資料の作成

マッチング

• 買収候補先の探索(M&A市場SMARTへの掲載）、匿名での打診
• 買収候補先との秘密保持契約の締結、提案資料の開示
• 買収候補先とのM&A仲介依頼契約の締結
• トップ面談、会社訪問の実行調整
• 買収候補先からの意向表明の確認、基本条件の調整

クロージング

• 基本合意契約の締結サポート
• 買収候補先によるデューディリジェンスの実施環境整備
• 譲渡希望先と買収候補先の最終条件調整
• 譲渡契約の締結サポート

以下の記事ではストライク社員の一日に密着した様子を紹介しています。

ストライクの平均年収は？

ストライクでは固定給の他に、M&Aコンサルタントの実績に基づいたインセンティブ制度を導入しています。この制度では、人事考課に基づきアドバイザー、シニアアドバイザー、マネージャーの3つの等級に区分されており、等級が上がるにつれてインセンティブの率も上昇します。例えば、アドバイザーが年間で1億円の売上を超えた場合、超過分の20%から30%がインセンティブとして加算され、約1200万円のインセンティブが支給されることがあります。

新卒で入社した場合は、最初にアソシエイトとして採用され、2年目の10月からアドバイザーに昇格し、インセンティブ制度の対象となります。インセンティブは半年ごとに個人の成績に応じて支給され、その報酬には上限が設けられていません。

同社の採用ページでは、新卒入社スタッフの年収推移も公開されています。

入社1年目　アソシエイト　年収350万
入社2年目　アドバイザー　年収480万
入社3年目　アドバイザー　年収3,250万

入社1年目のアソシエイトの年収は350万円、2年目にアドバイザーに昇格すると年収は480万円になり、3年目には年収が3250万円に跳ね上がる例もあります。

(出典：数字で見るストライク | 中途採用サイト | M&A仲介の株式会社ストライク)

ストライクへの転職・採用について

ストライクでは、M&Aアドバイザーの新卒採用および中途採用を行っています。

新卒採用の応募資格および選考内容

職種 / 募集ポジション	M&Aコンサルタント_26卒アソシエイト
雇用形態	正社員
応募資格	4年制大学・大学院（修士／博士課程前期）を卒業・修了見込みであり、就業経験のない方。
給与	年収 4,700,000円 〜
昇給	年1回（能力に応じて）
選考フロー（予定）	エントリー →会社説明会 →書類選考 →面接（複数回）→内定

中途採用の応募資格および選考内容

職種 / 募集ポジション	M&Aコンサルタント_アドバイザークラス
雇用形態	正社員
給与	年収 4,000,000円 〜※経験・前職を考慮し決定します。
応募資格	大学卒業以上 ※M&A業務未経験者歓迎■あると望ましいスキル・新規法人営業経験・金融業界・コンサルティング業界での提案営業経験・財務会計に関する基礎知識
選考フロー	エントリー →書類選考 →一次面接→適性検査（WEB）＋最終面接→内定※ご応募の際にご希望の勤務地をお知らせください。

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ストライクはテレビCMのナレーター、声の主は誰？

ストライクは2024年1月よりテレビCMの第二弾の放映を開始しています。

同社HPでは過去のTVCMも閲覧できるのでぜひチェックしてみてください。

(参考：「M&Aに、『信頼』を。」M&A仲介のストライク、1月４日（木）からテレビCM第二弾放映開始！ | 株式会社ストライクのプレスリリース)

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