K.Sさん(29)
地方銀行の営業から事業再生ファームのコンサルタントに転職。
年収550万円→年収550万円に。
転職の目的は専門性/スキルアップ。
樋口 一成|Kazunari Higuchi
野村證券にて、経営者・事業法人へのコンサルティング営業に従事。経営者とのコミュニケーションから、経営の悩みは資金面以上に人材面にあると感じたこと、また自分自身を含めキャリアに悩むビジネスパーソンが非常に増えていることを痛感したことがきっかけとなり、当社にジョイン。
仕事内容について
現在の仕事内容を教えてください。
業績悪化した会社に対して原因の分析、経営改善計画の作成、銀行への交渉などを行っています。
最初はデータ整備が主でしたが、現在は財務DDや事業DDなど大きな単位で仕事を任せてもらえるようになっています。
公的機関や金融機関から案件のご紹介をいただくのですが、クライアントの規模としては、年商10億円から30億円程度のクライアントが多いです。大きいと50億円程度のクライアントを担当することもあります。
これまでの経歴について
これまでの経歴と事業再生を選んだ理由を教えてください。
前職では、支援が必要なお客様に対してサービス提供しきれていないという思いがあったので、困っているお客様に対してより深く関わりたいと考え、転職活動を始めました。
専門性を身に付け、解決できる課題を増やして行きたい、これまで自分が経験したスキルを活かしたいと考えて、事業再生という業界に志望しました。
仕事のやりがいについて
今のやりがいや面白さを教えてください。
案件が一つ終わり、金融機関から同意を得ることができた時に、お客様に感謝されるところはやりがいに感じます。
経営、事業に関して困っている企業様が、一歩前に進んだということで、その喜びは大きいですね。
仕事の大変な点
今の仕事の大変なことや苦労していることを教えてください。
財務分析の際に、領収書や伝票を確認し、エクセルに打ち込む作業を行うのですが、企業規模によりますが、4,5時間ほどかかってしまうので、それは大変でしたね。
正確に分析するには重要な作業なので、なんとか乗り切ました。
ヤマトヒューマンキャピタルを利用して良かった点
弊社を利用していただいて良かったことがあれば教えていただけますか?
業界に関する知識がほとんどなかったので、自分で調べるだけでは不安でしたが、
担当された方が、専門的な知識を持っている方だったので、欲しい情報や求人を提供していただいて感謝しています。
キャリアプランについて
今後のキャリアプランや目標を教えてください。
業界に入ってみて、どんどんキャリアを変えている人がいると知りました。
事業再生の規模が大きなところへ行く方、独立する方、自分で事業を継ぐ方、中小企業の取締役になる方など、多くのキャリアがあるので、今後経験を積む中で自分の方向性を定めたいと考えています。
事業再生業界を目指す方へのメッセージ
最後に事業再生を目指す方へメッセージをお願いします。
コロナウイルスの影響もあり、事業再生業界の助けを必要としている企業は多く存在しており、業界未経験の方がチャレンジできる土壌は整っていると感じています。
私は地方銀行から事業再生業界に入り、知識面で未熟な部分もありますが、日々新しいことにチャレンジできており、重要な業務を担当することも増えてきました。
金融機関との交渉の際には前職での経験が活かすこともできたので、前職での経験を活かし、新しい知識やスキルを身に付けることを怠らなければ活躍できる業界だと感じます。