事業会社経営企画からM&Aコンサルティングファームへの転職

現在の私の業務内容は主に3つありまして、
1つ目は会社を売り買いするとき（M&A）の企業価値の評価（バリュエーション）、
2つ目は会社ごとのストックオプションを行使するときの価値の評価、
3つ目はM&Aの譲渡価格において、公平性が失われているといった場合に裁判が行われるケースがあるんですが、その際の意見書を作成しています。

これまでの経歴は、大学院卒業後に事業会社の経営企画部門に配属になりまして、そこで中期経営計画の策定、実行、財務管理、M&A実務などの業務を3年間行い、転職しました。

M&Aコンサルティングの業界に転職しようと思った理由は、ゴールとしている業界（＝ファンド業界）に最短距離で行けるステップとなる業界だと思ったためです。

元々の事業会社での経営企画スキルと転職後のM&A業界での幅広いバリュエーションスキル、 PMIスキルを合わせれば、ファンド業界が見えてくると思い、当該の業界がそこにマッチしたため、転職させて頂きました。

学びがたくさんあるということです。具体的には、私は大学では経営学、事業会社では経営企画で現場を見てきましたが、投資家から見た目線、企業像、ビジネスの見方をここまで細かく分析してこなかったので、現在は学ばせてもらっています。

企業の価値を算出した結果が、その企業の将来に多大な影響を与えるので、責任が大きい仕事だということですね。ここが大変なところです。

ミスが発生しないようにダブルチェック、トリプルチェックを欠かすことはできないですし、1人あたりの案件数も増えてきているため、慎重にかつスピーディーに業務を遂行する必要があります。

まず一番大きいのは、モデリングのスキルが養える点ですね。投資銀行でも養えますが、投資銀行の場合は企業の固有の特徴を踏まえない場合もありますが、私がやっているのはビジネスデューデリジェンスを踏まえたモデリングなので、より精緻なモデリングスキルが養えるのではと思っています。

あとは冒頭でお伝えしたM&Aでのバリュエーションスキルですね。この業界でのバリュエーションスキルは、2つの特徴がありますね。

1つ目は短期間で多くの案件が経験でき、実績を上げられる点、2つ目はただの価値算定ではなく、トータル的なバランスを考えた算定ができる点ですね。このことからM&Aの理解も深まっていくと思います。

あとは幅広い業界情勢、業界知識が養えるので、BSを見ただけでどんな業界のどんな事業の企業か分かるようになる方もいらっしゃいますね。

主に2つありますね。1つ目は丁寧さ、深さが他のエージェントさんとかなり違いました。

具体的にはファーストコンタクトで私のルーツを探ってくれて、志向性も整理してもらった上で、フィットする求人情報を提案してくれました。2つ目は提案された会社の数が多いことですね。

その企業群の中からどの群から面接を受けていくかなども総合的にコンサルティングしてくれました。

その結果、希望した会社に入ることが出来ましたので、利用してよかったと思います。

今までの勉強、業務経験も活かせるため、直近の目標は上場会社のFAをやることが目標ですね。

今後のキャリアプランとしては、経験とスキルがついたらですが、経営の総合格闘技と言われるファンド業界へ行きたいと思っております。

「信じれば道は開ける！」、「ご縁を大切に！」この2つの言葉を送りたいです。

頑張ってください！