「自分はコンサルタントに向いているのだろうか?」「未経験でもコンサルタントになれるのだろうか?」といった不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
ビジネスの複雑化と共に、コンサルタントの需要はますます高まっています。しかし、「自分に適性があるのか」「未経験でも挑戦できるのか」といった疑問や不安があるのも当然です。
本記事では、コンサルタントの仕事内容や必要なスキル、そして未経験者がどのようにしてこの業界に飛び込むことができるのかを詳しく解説します。あなたが持つ不安や疑問に応え、コンサルタントへの道を切り開く手助けをいたします。
- コンサルタントの概要
- コンサルタントに向いている人の特徴
- コンサルタントに必要なスキル
そもそもコンサルタントとは
コンサルタントとは、クライアント企業が抱える課題を洗い出し、解決策を立案・実行・支援をする職業のことです。「相談する」という意味の英語「consult」が由来となっています。
コンサルタントはクライアントのニーズや課題を分析し、最適な解決策を提案することで、企業や組織の業績向上や競争力強化に貢献しています。
コンサルタントの概要の詳細については、以下の記事詳しく解説しています。
コンサルタントに向いている人の10の特徴
コンサルタントに向いている人には、およそ10の特徴があります。コンサルタントを目指す方は、適性があるか確認するための一つ目安としてみてください。
1.向上心がある
コンサルタントは、クライアントの課題を解決して業績アップや新たなビジネスの創出などをサポートするのが仕事です。単純な課題の解決で満足せずに、さらに上を目指して業務に取り組む姿勢が重要です。
打算的にならずに、向上心を持って何事にも取り組める方がコンサルタントの適性があるといえるでしょう。
2.困難に立ち向かえる
コンサルティングでは、まず課題を洗い出します。クライアントによっては課題が漠然としていたり、課題の背後にある原因をすぐに究明できなかったりする場合もあるでしょう。
コンサルタントはどんなに困難な状況であっても、データを分析して現状を把握し、解決策を見出さなくてはなりません。試行錯誤をしながらも、前向きに課題に向き合う姿勢がコンサルタントには必要です。
3.論理的思考ができる
コンサルティングをするにあたって、論理的思考力は必要不可欠といえるでしょう。
コンサルタントはクライアントの課題に対し、解決策を立案します。その際に、筋道が通っていないと納得してもらえないばかりか、信用を失ってしまう可能性もあるでしょう。
コンサルタントにはある程度の直感も必要とはいえますが、まずは「課題は何なのか」「課題解決のためにどういった取り組みが必要なのか」「その取り組みが効果的な理由」などを、論理的に説明する力が必要です。
4.コミュニケーション能力が高い
コンサルタントがコンサルティングするのは企業ですが、相手にするのは人です。クライアント企業の社長や役員、社員たちと話をするうえで、コミュニケーション能力は欠かせません。ときには、言いにくいことや厳しいことを言う場面もあるでしょう。
常に真摯に向き合い、信頼を勝ち取れる人がコンサルタントに向いているといえます。
5.体力がある
コンサルタントは頭を使う仕事といったイメージが先行しがちですが、実際はフィールドワークによる調査や分析、資料作成、クライアントとの協議など、精力的に活動しています。プロジェクトが完了するまでは、残業が多かったり、休日出勤になったりすることもあるでしょう。
コンサルタントとして活躍するには、ハードな業務をやりきる体力が必要です。
6.メンタルが強い
コンサルタントは、決められた期間の中でクライアントの期待に応える必要があります。ときには、大きな壁にぶつかることもあるでしょう。たとえ、どんな状況であったとしてもプレッシャーに打ち勝つ強い心がないと、コンサルタントは務まりません。
7.推進力がある
コンサルタントには、クライアントの課題解決や業績アップに向けてプロジェクトを推し進める推進力が必要です。また、計画を行動に移す実行力はもちろん、自らが先導して動くリーダーシップ、さまざまな立場の人とあらゆる事柄について調整する調整力も求められます。
周囲の人と協力しながら目標に向かって着実に物事を進められる人は、コンサルタントに向いているでしょう。
8.勉強熱心である
コンサルタントは、専門領域の業界や社会情勢に関して常に理解しておかなければなりません。また、携わるクライアントごとに知識を補充する必要があります。幅広い分野に関する知識が必要であるため、勉強が欠かせません。
知識習得やスキルアップを目指して努力できる方が、コンサルタントに向いているといえます。
9.知的好奇心がある
コンサルタントは仮説と検証を繰り返しながら、解決策を模索します。そのため、「課題の原因は何か」「同業他社が業績アップしている理由は何なのか」「どうしたら現状を打開できるのか」など、探求できる人がコンサルタントに向いているでしょう。
また、「新しい情報を知りたい」「わからないことを深く理解したい」という知的探求心が高い人のほうが、情報を吸収しやすいといえます。
10.傾聴力が高い
コンサルティングをする際に、まずはクライアントへヒアリングを行います。しっかりと耳を傾けなければ課題や原因が見えてこないばかりか、クライアントの本当のニーズを引き出せません。本質を理解し、クライアントが求める以上の成果を出すためにも、コンサルタントには傾聴力が必要不可欠です。
注意深く人の話を聞ける人は、コンサルタントに向いているでしょう。
コンサルタントに必要なスキル
コンサルタントには、課題を明確にし、論理的なつながりを捉えながら解決策を提示する「論理的思考力」が必要です。また、「携わる領域に関する専門知識」「データ分析力」「コミュニケーション能力」も欠かせません。
そのほか、「洞察力」「直観力」「柔軟性」などもあると、コンサルタントとして活躍できるでしょう。
なお、税理士・社会保険労務士・公認会計士といった資格を保有していると、コンサルティングの際に知識が役立つばかりか、転職時に有利に働く場合があります。
未経験でもコンサルタントに転職可能
未経験の方も、コンサルタント業界への転職は可能です。実際、金融業界やIT業界、商社からコンサル業界へ転職する人は多い傾向にあります。また、外資系企業に勤めている方や語学が堪能な方は、外資系コンサルティングファームへ転職を目指すのも良いでしょう。
コンサルタントを目指す方は、自分の強みやこれまでの経験、保有資格を活かせる領域を考えてみましょう。
コンサルタント業界への転職を目指す方は、以下の記事もご覧ください。
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