農協からM&A仲介会社へ転職

買い手となる企業様の立場に立ったＭ＆Ａ仲介業です。

買い手となる企業様の成長戦略の一環として、譲渡意向の高い企業様を発掘、マッチングしＭ＆Ａという手法で成長をお手伝いしています。

主に電話とDMによるアウトバウンド集客です。

入社当初は毎日250件、9時から17時までひたすら電話のみしていた日もありました。最近はお客様との面談やメール連絡も増えてきましたが、それでも毎日100件から150件は電話するようにしています。

ＤＭに関しては、弊社は分業制をとっています。営業担当者が東京商工リサーチ、もしくはホームページからデータを見て、リストを作成し、セールスアシスタントチームにＤＭの作成・送付をしてもらいます。

お電話でもＤＭでも、まず買い手となる企業様のニーズを面談や電話面談でヒアリングし、エリア・規模・業種・有資格者などの詳細ニーズに沿って候補となる売り手企業をリスト化しています。

そのため明確なターゲットがあり、それにマッチする売り手企業様をご紹介できれば成約の確度はかなり高く、譲渡意向の高い企業様が現れた際も必然的に成約の確度は高くなります。

正式受託している案件は個人ではまだありませんが、今月末にはアドバイザリー契約として1件、決算書は5,6件お預かりしています。

運も大きいかもしれませんが、自分で決めた電話件数などの数字にこだわり、毎日ひたすら目標通りにやることを意識しています。

前職と比較すると働き方は大きく変わりました。前職では上司への行動報告も毎日していましたが、現職ではそのような義務が無いので私には合っているとは思いますが、自分に目標を課して自分で戦うことができなければいけないなという感覚はあります。

前職は農協で組合員や利用者へのルート営業を行っていました。転職しようと思った理由は、独立したいという私の一番の目標のためです。

前職のままでは資金も経験も不足したままであり、起業して成功するという自身の目標に近づくためには、この2つのレベルを上げなければならない。そう考えた時に、報酬も高く、オーナー様や社長様の近くで仕事をすることができ、会社経営について学ぶ機会が多いこのM&A業界に転職するしかないと考えました。

最近ですと、先ほどのアドバイザリー契約のお話が進んでいる企業様が宿泊業なのですが、宿泊業はこの一年間でコロナの影響を大きく受けています。

そのようにひどく落ち込んだオーナー様や困っている企業様を救うことができるかもしれない。さらにその地域も救うことができるかもしれない。影響を与える範囲が大きく社会的な意義もありますし、心の底からありがとうと言っていただける仕事であると再確認することが出来ました。

業界知識をインプットすることが一番難しいと感じる点です。

業種を選んで企業様とお会いすることも多いのですが、普段はあまり関わることのない業種の企業様とお会いする際には広い予備知識を付けておかなければ深いお話をすることができないので、終業後にインターネットでM&Aの実績や実例を調べたり、業界に関する本を読んだりしています。

まずは基礎のパソコンスキルが付きました。また会計学の知識に関しても、最近では決算書をお預かりして企業価値算定を行う際にもスムーズに進むことが増え、力が付いていることを実感します。

今後は法的な知識や業界の知識も付いてくると思います。起業するために必要な知識を網羅することが出来るのでM&A業界に転職できたことは付加価値の高い経験になると思います。

いつでもすぐに対応していただけた点が一番信頼できたポイントです。

また、最初の段階でM&Aの業務フローなど基礎知識の資料を送っていただけたので、入社後の業務を想像することができましたし、ヤマトヒューマンキャピタルさんはＭ＆Ａ業界に特化しているので業界知識が豊富で参考になりました。

5年間Ｍ＆Ａ業界でこの仕事に没頭し、その中で案件の大きさにかかわらず、必ず年間で3件成約をすることを目標にしています。ただプレッシャーも大きい仕事なのであまり気負いせずに続けられたら良いなと思っています。

誰でも入ろうと思えば入ることができる世界ですが、自分自身を律して戦わなければならない世界だと思います。

前職のキャリアの中で誇れる実績を打ち立てることが出来ていれば、その積み重ねてきたものが成功するための自信になると思います。