今回は、専門性・スキルアップをするため製造業界営業からM&A仲介会社のコンサルタントへと転職されたK.Hさんにお話を伺いました。
K.Hさん(30)
製造業界営業からM&A仲介会社のコンサルタントに転職。
年収1,800万円→1,000万円+インセンティブに。
転職の目的は専門性・スキルアップ。
樋口 一成 | Kazunari Higuchi
野村證券にて、経営者・事業法人へのコンサルティング営業に従事。経営者とのコミュニケーションから、経営の悩みは資金面以上に人材面にあると感じたこと、また自分自身を含めキャリアに悩むビジネスパーソンが非常に増えていることを痛感したことがきっかけとなり、当社にジョイン。
仕事内容について
現在どんな仕事をしていらっしゃいますか?
M&Aのアドバイザリーをしております。一般的にM&Aの仲介事業というと、買い手担当・売り手担当という形でわかれていますが、私はアドバイザリーとして、買い手と売り手の両方の企業のセッションに注視しているイメージですね。
経歴と転職理由
これまでのご経歴と転職を決意した理由についてお聞かせください。
大手営業会社に2013年に入社して、丸7年法人営業に従事しておりました。
転職した理由は大きく2つあります。
1つ目は、キャリアステップを考えるにあたり、「今後どういう風になっていくか」「どういう形でキャリアを積んでいくか」という点について、このままではある程度目測が立ってしまい、かつビジネスマンとしての人的価値がある程度見えてしまったからです。
2つ目は、前職は法人営業的にはかなり強い会社でしたが、アセットを生かして何かをするということがイメージできず、「今持っている自分のブランディングにどういったことを足していけば思い描いているキャリアを築けるか」という点から、M&Aの知識やハイエンドに近い営業スキルを身につけたいと考えたからです。
これらの理由から、転職を決意しました。
仕事のやりがい
今の仕事のやりがいについてお聞かせください
売り手のオーナーと買い手のオーナーが、我々が思っている以上の動きをしていくことがM&Aの大変さでもありますが、それをまとめていくことがやりがいかなと思います。また、ハイエンドに近い営業でリードタイムが長い分、難しい部分がありますが、折衝して仲介という役割を果たして、成約に導いていくという点もやりがいになっています。
仕事の大変な点
仕事で大変と思うところはありますか?
常日頃から目的や目標を意識しているので、ハードに働いていても辛いとか苦しいということはないですが、ディールがまとまらない時や、最大限努力したけど自分の手ではどうにもならない時は辛いですね。
不安だった点
大企業から少人数の企業への転職でしたが、不安な点はありましたか?
少人数でも自分の力を最大限に発揮できる会社を選んで転職したので、特に不安はなかったです。
ヤマトヒューマンキャピタルを利用して良かった点
ヤマトヒューマンキャピタルを転職活動の際に利用して良かった点をお聞かせください
良かった点は、レスポンスが早く、きちんと向き合ってコミットし、不安材料を取り除いてくれたところです。初歩的なことですが、ここがしっかりできないアドバイザーもいると思うので、ヤマトヒューマンキャピタルは他の仲介会社と比べると圧倒的に質が高いなと感じました。
キャリアプランについて
今後のキャリアプランや目標についてお聞かせください
中小企業メインの事業継承といった案件に加え、より複雑で深い案件に携わって知見を身につけていきたいと思っていますし、他の人と差別化できる実績や資格を取得していきたいですね。そして行く行くは独立したいと考えています。日本は同じような企業がたくさんあるので、少し構造改革をしたり社会貢献性も上げつつ起業できたりと、自分自身が楽しめればいいなと思っていますね。
M&A業界を目指す方へのメッセージ
最後にM&A業界を目指す方達や同士にメッセージをお願いします
M&Aアドバイザリーはハイエンドで、見通しが立たない中案件を進めていき、問題点を解消して成約させる仕事です。そして他の商材を売っている仕事に比べると難易度が高くその分やりがいがあるので、成約できた時は他とは違う喜びも得られると思っています。並外れた才能やスキルがなくても、努力して目的意識をもっていけば必ず結果が出ると思っているので、色々な方に目指してほしいですね。