経営企画の業務は、経営陣の意思決定に資する経営データのリサーチ、分析、レポーティング、M&A検討・実行、事業計画の策定など多岐にわたります。
経営の意思決定に関与できるコーポレート部門の中核的職種として非常に人気のあるキャリアと言えるでしょう。
しかし、一般に実態のつかみにくい職種でもあるため具体的な仕事内容、採用対象、その後のキャリアの可能性など経営企画職の実態を探っていきましょう。
- そもそも経営企画とはどのような職種か
- 経営企画に転職するメリットや、経営企画からの転職先・キャリア
- 経営企画の採用市場の傾向
- 実際に未経験から経営企画に転職した事例
監修者
ヤマトヒューマンキャピタル株式会社 代表取締役
一般社団法人日本プロ経営者協会 代表理事
堀江 大介 | Daisuke Horie
野村證券、ITスタートアップ、コンサルティング業界専門の人材紹介会社を経て、ヤマトヒューマンキャピタル創業。
これまで、同領域に200名以上の方を支援した実績をもつ。
事業承継問題の解決には投資資金に加え「経営人材」を輩出するエコシステムが必要であると考え、一般社団法人日本プロ経営者協会をPEファンドパートナーと共同で設立し、代表理事を務める。
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ポストコロナのキャリア戦略 経営×ファイナンス (ロギカ書房)
【保有資格】
・証券外務員一種
・FP(ファイナンシャルプランナー)2級
転職相談頂いた方にはメディア記事では書けない下記情報をお伝えします!
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- スタートアップ、大手事業会社、ファンド投資先など幅広いカテゴリーの経営企画ポジションのご紹介
- 経営企画職種で評価されるためのマンツーマン面接対策を実施
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そもそも経営企画とは?
経営企画とは、自社の中長期的な経営目標を設定し、実施計画を立案・遂行する職種です。
会社の経営方針や戦略を基に、具体的な予算や目標値、実現の方策やプロセス、マイルストーンを設定して、担当部署や従業員におろし、実行させる役割を担います。
また、事業ポートフォリオの見直し、市場調査、コーポレート・ガバナンスへの対応など多岐にわたる業務を行うのが経営企画です。
マーケティング職と混合してしまう方も多いのですが、企業の舵取り役である経営企画が立てる経営戦略によっては、会社の進むべき方向性に大きな影響を与えます。
また、マーケティングの分析次第により、自社製品の売り上げに影響が出るのです。
経営企画と営業企画との違いは?
経営企画に似た言葉に「営業企画」がありますが、両者は明確に異なります。
経営企画は企業全体を対象として目標を立て、計画を実行するのに対し、営業企画は営業部門を対象に戦略を立て、目標達成できるように営業活動をサポートします。
経営企画の具体的な業務内容は?
- 経営の意思決定のための経営管理データのとりまとめとレポートティング
- 経営計画策定とモニタリング、修正
- M&A戦略立案と実行
陰の立役者として会社を引っ張っていく存在の経営企画。具体的に日々行っている業務内容を紹介します。
経営の意思決定のための経営管理データのとりまとめとレポートティング
まず、経営層が意思決定するための材料として、経営企画は市場調査や自社データを集めて分析し、レポートとしてまとめます。
現状や懸念点などを共有して、経営層が話し合うためのサポートをするのです。
経営計画策定とモニタリング、修正
次に、経営層が決定したビジョンを叶えるための経営計画を立て、実行します。
そして、中長期的に進捗状況を追っていき、目標達成を阻害する要因を見つけた場合は修正・改善を施し、PDCAを回すのです。
M&A戦略立案と実行
必要であれば、企業の合併・買収(M&A)に向けた計画を立案し、実行します。
経営陣をサポートする立場とは言え、M&Aのような会社に大きく貢献する仕事も行うのが経営企画です。
ベンチャー企業での経営企画とは?
ベンチャー企業の場合、大企業と比べて経営企画の業務内容は大きく異なります。
経営陣全体というよりも、CEO(最高経営責任者)のサポートがメインとなり、いかにCEOの考える課題に応えていくかが重要といえます。
経営企画に転職するメリットは?
- 経営の意思決定に関与できる
- 事業計画策定やリサーチなど企画職全般のスキルが身につく
- その他のコーポレート部門との比較では年収が高い
- その後のキャリアの可能性が広い
経営の意思決定に関与できる
経営企画職は経営の意思決定に必要なデータリサーチやレポートティングなど事業経営の中核に関わることのできる職種の一つです。
経営陣と関わる機会も多く、事業経営の全容が見えやすい職種と言えます。
事業計画策定やリサーチなど企画職全般のスキルが身につく
経営企画職は、営業や商品企画など直接顧客と関わることの少ない職種ですが経営の意思決定のためリサーチ・分析・資料作成といったビジネススキルが高いレベルで身につく点はお勧めできるポイントです。
その他のコーポレート部門との比較では年収が高い
営業やエンジニアといった職種を除けば事業会社の中では比較的年収の高い職種と言えるでしょう。
その後のキャリアの可能性が広い
事業会社の経営企画職のポストキャリアは戦略コンサルを中心とした経営コンサルタントや他の事業会社の経営企画職、ファンド投資先経営支援チームなど人気の高い業界やポジションへの転職可能性が高いと言えます。
経営企画への転職に向いている人の特徴
経営企画への転職を考える際には、「向いている人の特徴」を把握しておくことも重要です。経営企画の仕事に向いている人の特徴が理解できれば、自分自身の能力と比較し、足りない要素を補うことも可能です。以下では、経営企画への転職に向いている人の特徴について解説します。
論理的なスキルが高い
経営企画の仕事には、論理的なスキルが求められます。論理的に思考できる能力が高い人ほど、経営企画に向いています。具体的には論理的思考力を用いて、経営者の視点から事業を継続・運用していくための経営知識を活用することが求められます。自分の立ち位置を客観的に意識しつつ、最適なアクションを選定できる能力が経営企画の担当者には必要です。
コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い人も、経営企画の仕事に向いている人の特徴です。経営企画は社内の人材と経営陣の間をとりもち、両者を立てながら双方の意見を取り入れていく必要があります。そのため適切なコミュニケーションが取れないと、正しい判断や情報共有が困難となるでしょう。コミュニケーション能力を磨いて、多くの人と同時にやり取りができる人材ほど、経営企画の仕事で活躍できます。
また、進捗確認や目標達成における課題確認の場でも、コミュニケーション能力は必要です。現場任せにせず、積極的に関わっていけるコミュニケーション能力の高さがなければ、事業プランの適切な調整が難しくなります。
数字が得意
数字の扱いが得意な人も、経営企画に向いています。経営企画の仕事には予算管理や売上予測、そのほかさまざまなデータ分析も含まれます。お金を管理・運用する場面も多いため、根本的に数字に強い人が求められます。
数字に強いということは、「収集したデータを論理的にまとめて、正確に意味を理解する能力がある」ということでもあります。ただ計算が得意な人ではなく、経営企画の業務において必要なデータやお金の管理を適切に行える人材が評価されます。
プレゼンテーション能力が高い
経営企画の仕事では、プレゼンテーション能力の高さも重要視されています。経営視点から具体的な施策を提案し、実行に移すことが経営企画の役割です。しかし、自分の考えや施策のメリットを正確に伝えるプレゼンテーション能力が欠けていると、思うように仕事ができなくなる可能性があります。
事業に関わるさまざまな計画を立案するうえでも、プレゼンテーション能力がないと実行が困難となります。経営陣を納得させることに時間がかかると、考案した計画が有効となる期間が過ぎ去ってしまう恐れもあります。適切に自分の考えや計画の詳細を伝えるプレゼンテーション能力は、経営企画を目指す際に身につけておきたいスキルです。
情報収集が得意
情報収集が得意な人も、経営企画の仕事に向いています。経営企画の仕事では、自社内における人間関係の情報や、市場のトレンド予測をするための情報などが必要です。社内の人間関係についての情報が不足していると、適切な人員配置ができず、計画に支障が出る可能性があります。市場の変化やトレンド把握が遅れれば、それもまた計画の実行を妨げる要因になり得るでしょう。
市場や社会は変化し続けているため、適切な情報収集が求められます。変化の兆しを読み取り、いち早く対応することができれば、経営陣の意思決定に良い影響を与えられます。また、データ分析が重要な現代において、素早く必要な情報を引き出せる能力も、経営企画で働く際に必要とされます。
ファイナンスに関する知識がある
経営企画においては、ファイナンスに関する知識がある人も向いています。企業の資金調達や運用方法を考案できる知識があれば、ファイナンス領域における具体的なアドバイスも可能となります。経営におけるさまざまな計画に役立てるため、会社への貢献度が高まります。
経営企画への転職時にはファイナンスの知識もアピールし、具体的に対応可能な業務や、経験してきた仕事内容を話すことがポイントです。
マーケティング経験がある
マーケティング経験がある人も、経営企画に向いています。企業の経営に携わることが多い経営企画において、マーケティング経験の有無は大きな差となります。実際にマーケティング企画を立案・運営した経験があり、具体的な成果に結びついている場合、経営企画への転職時にも高い評価を得られるでしょう。
経営企画の業務内容にも、マーケティング戦略の策定が含まれる場合があります。事前にマーケティング経験があれば、過去の実績を活かしてスムーズな業務対応が可能です。そのほか、コンサルタントの経験がある人材も、経営企画において役立つシーンが増えると予想されます。
英語力がある
グローバル戦略を必要とする会社で働く場合には、経営企画にも英語力が必要です。海外進出を果たしている企業や、今後海外展開を予定している企業に転職する場合には、面接段階で英語力を試される可能性があります。そのためあらかじめ英語力に自信がある人も、経営企画に向いている人に分類されます。
経営企画に必要な英語力とは、現地のスタッフとのコミュニケーションや、海外市場の調査などに使われるものです。単純な読み書き能力だけでなく、会話として成立するだけの英語力が求められます。また、英語をスラスラ読める能力があると、海外のWebサイトなどからも情報収集が可能となり、実務に活かせる機会が増加します。
経営企画からの転職先・将来のキャリアは?
- 戦略コンサルを中心とした経営コンサル職へ
- 会社規模や立場を変えて事業会社の経営企画へ
- PEファンドの投資先経営支援チームへ
戦略コンサルを中心とした経営コンサル職へ
コンサルタントは経営企画と親和性の高い職種です。
特に、戦略コンサルタントは経営企画で培ったリサーチ、資料作成能力が活かした上で年収と能力の向上を図ることができますので人気の職種となっています。
会社規模や立場を変えて事業会社の経営企画へ
大企業→スタートアップの経営企画へ、中堅企業→大企業の経営企画へ、同規模の事業会社で異なる業界の経営企画へといったように同じ経営企画でもよりご自身の性に合う働き方や能力開発の可能性、業界への関心の度合いなどから同業への転職も非常に多い職種です。
PEファンドの投資先経営支援チームへ
経営企画職からファンド投資先事業会社の経営推進担当やファンド投資先経営支援チームへの転職を希望される方も多くおられます。
社長個人の好みによらず、純粋に企業価値向上に集中できるという点においてファンド投資先は厳しくもシンプルなマインドで働ける環境として人気があります。
経営企画の採用市場の傾向は?
日本を代表する大企業の経営企画ポジションは一部を除いて経験者やコンサル出身者、M&A業務経験者などが採用ターゲットです。
一方でマザーズ上場企業やスタートアップ系の企業ですと未経験ポテンシャル採用を行っている会社も御座います。
上記のような会社であれば、経営企画室長やCFOのもとで未経験から事業会社の経営企画やM&A業務を学ぶことが可能です。
また昨今、事業戦略の大きな打ち手としてM&Aを掲げている会社も多いため、FASやM&A仲介会社でM&A業務経験があれば採用されやすい会社も増えてきました。
詳細な採用要件は企業ごとに差異がありますのでお問い合わせ頂き、ご確認頂ければと思います。
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- 未経験~幹部まで多様なレイヤーの経営企画職ポジションのご紹介
- スタートアップ、大手事業会社、ファンド投資先など幅広いカテゴリーの経営企画ポジションのご紹介
- 経営企画職種で評価されるためのマンツーマン面接対策を実施
☆志望業界に直接転職できない方も、1社挟んで業界にたどり着ける最短ルートを伝授
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【2024年版】経営企画へ転職する際の採用要件は?
経営企画に転職するのに必須の資格はありません。ただし、未経験採用の場合は少しでも活かせる経験や資格があると受かりやすいので、一覧でご紹介します。
- 事業計画書作成経験(一部分作成、リサーチの未経験も可)
- M&A業務経験(エグゼキューション経験者が◎だがM&A仲介業務経験のみの方も可)
- Excelにより数値とりまとめ能力(どのような数値を集めるべきかから考えられる方。もちろん分析、示唆提言までできれば完璧です)
- パワポ作成能力
- プロジェクトマネジメント能力
- 経営者との折衝経験
- 論理的思考・コミュニケーション能力
- リーダーシップ
- 資格(公認会計士、MBA、簿記2級以上、中小企業診断士)
複数当てはまれば素晴らしいですし、30歳くらいまでであればどれかが当てはまれば採用される可能性はあります。
経営企画で役に立つ資格の例
経営企画への転職時には、いくつか資格を保有していることが有利に働く場合があります。具体的に役立つ資格を確認し、取得を目指すことが転職の準備につながるでしょう。以下では、経営企画への転職時に役立つ資格の具体例を紹介します。
公認会計士(会計士・税理士)
「公認会計士(会計士・税理士)」の資格は、経営企画の仕事で役立ちます。監査や会計のプロとして働けるため、具体的な業務に応用できます。財務における情報を把握したうえで、経営陣をサポートする役割が担えます。また、資金調達や投資先の検討時などにも、公認会計士(会計士・税理士)の資格によって得た知識が活かせます。
PMP(Project Management Professional)
PMP(Project Management Professional)とは、アメリカの非営利団体であるプロジェクトマネジメント協会(PMI)が提供する「PMBOK(Project Management Body of Knowledge)」ガイドラインで、プロジェクトマネジメントの世界標準として世界各国で使用されています。PMBOKのガイドラインに基づいてその知識を認定する資格に、「PMP(Project Management Professional)」があります。取得することでプロジェクトマネジメントの専門知識を、コンサルタント業務に活かせます。
PMPはITプロジェクトにおけるマネジメント能力を示す資格ですが、IT関係のプロジェクト以外にも役立つシーンは多いです。汎用性の高い資格であるため、取得することでマネジメントスキルを持つ人材であることを客観的にアピールできます。
そのほかにも「CAPM(Certified Associate in Project Management)」という資格もあり、プロジェクトマネージャーとして経験が浅い人でも、資格取得が臨めます。
MBA
「MBA(Master of Business Administration)」とは、経営学部修士や経営管理修士を意味し、経営学および経営管理における専門家を示す称号となります。取得するには2年程度の時間をかけて経営大学院で学び、修士課程を修了するプロセスが必要です。経営企画において役立つ称号となりますが、取得には時間がかかるため、事前に明確なスケジュールを立てておくことが重要です。
中小企業診断士
「中小企業診断士」も、経営企画の転職時に注目を集める資格です。企業の経営課題における診断やアドバイスを実践できる専門家として活動できるため、経営企画の仕事と相性が良いです。そのほか、企業と行政・金融機関などをつなぐための業務も担当できるため、経営戦略の進行における重要なポジションを得られます。
経営企画へ転職する人に多いバックグラウンド
経営企画へ転職をする人には、さまざまなバックグラウンドがあります。特定の経験や実績を持つ人材は、経営企画への転職時に優先して採用されやすくなる可能性があります。以下では、経営企画へ転職する人に多いバックグラウンドについて解説します。
経営企画の経験者
すでに経営企画の業務を経験している人材は、転職時にも高い評価を得られます。経営企画として働いた実績がある場合には、具体的な内容を面接時にアピールして、即戦力として働けることを示すのがポイントです。経営企画の経験をアピールする際には、具体的なエピソードを取り入れるのがポイントです。
どのような経験をしたのか、どんな課題を解決したのか、どのような成果を得られたのかを紹介することで、自分の能力を正確に伝えられます。
経営コンサルや戦略コンサル出身
経営コンサルや戦略コンサルをバックグラウンドに持つ人も、転職時に有利となり得ます。経営やその戦略立案に携わってきた実績があれば、経営企画でもそのノウハウを活かせます。過去の実績を複数ピックアップし、面接時に効率良く紹介できれば、能力の高い人材と評価されやすくなるでしょう。
経営コンサルや戦略コンサルに関わらず、コンサルタント経験があれば、経営企画で必要なスキルを保有していると認められる可能性があります。コンサルタント出身の場合には、その経歴を最大限に活かして転職活動をすることがポイントです。
PMO経験者
PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の経験者も、経営企画で活躍できる人材です。組織内における個々のプロジェクトマネジメントを支援し、品質管理や進捗管理を担います。PMの業務全般をサポートする役割もあり、外部との連携や調整、資料作成などの雑務、課題の早期発見と解消など、あらゆる形で仕事に携われます。
PMOのような幅広い業務に対応できる人材は、経営企画において活躍できる可能性が高いため、実績として評価されるケースが多いです。
ファイナンス経験者
ファイナンス関係の業務を経験している人も、経営企画の採用時に重宝されやすいです。資金調達や資金運用を任せられると判断されれば、財務面から企業を支える役割を担えます。近年はクラウドファンディングなどの新しい資金調達方法も広まっているため、実績のある人材を積極的に採用するケースも多いです。
マーケティング経験者
マーケティング業務の経験者も、経営企画で活躍できる可能性が高いです。マーケティングに関する知識は、経営企画の主要業務に幅広く活かせます。マーケティング業務そのものを担当する可能性もあるため、過去に経験している人材は、即戦力として扱われるケースも多いです。マーケティング業務に携わった経験があるのなら、転職時のアピールポイントとして活かしましょう。
経営企画の年収相場はどれくらい?
経営企画の年収相場は、求人サイト「求人ボックス」を参考にすると、平均515万円の年収となっています。(2024年3月時点)日本の平均年収と比較すると、高い傾向にあることが分かります。経営企画として実績を重ね、高い評価を得ていくことで、年収はより高まる可能性もあります。
ヤマトヒューマンキャピタルの経営企画転職支援実例は?
ヤマトヒューマンキャピタル(YHC)では、「経営×ファイナンス業界」への転職活動をサポートしております。
転職支援実例として、事業会社経営企画からメガベンチャーCOO直下の事業投資(M&A)、PMI担当者への転職に成功されたA.Yさんのインタビューをご紹介します。詳しくは下記をご覧ください。
他の方の転職実例
・事業再生コンサル ⇒ メガベンチャー(COO室)
・事業再生コンサル ⇒ アイドマホールディングス(CFO直下経営企画)
・コンサルティングファーム ⇒ 一部上場企業(M&A担当部署)
ご紹介可能な経営企画の求人は?
ヤマトヒューマンキャピタルでお取り扱いしているお勧めの求人をご紹介します。
他にも多数、案件をご用意しておりますので、ぜひご相談下さい。
報酬:700~1,100万円
ポジション:社長直下M&A、買収企業の企業をグロースさせるCOO室ポジション
・M&Aの実行、社内新規事業開発、買収企業の事業再生など
・社内コンサル的に立ち回り様々なプロジェクトを推進
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・上記経験はないがそれらができるポテンシャルを感じる方
・やり切る意志の強い方
・自ら考え、手を動かし、周りを巻き込むことのできる自 走タイプの方
報酬:550〜800万円
ポジション:経営企画 M&A担当
・M&A戦略の策定、実行
・投資案件、アライアンス先の発掘及び選定
・対象企業の調査、分析、評価
・対象企業へのアプローチ、交渉
・PMI計画の策定、実行
・現職で優秀な成績を収めている方
・流暢な日本語とビジネスレベルの英語が扱える方
・地頭のよい方
・ファイナンスに関心がある方
・事業会社でM&Aを推進していきたいという想いがある方
・上昇志向の強い方
・自分たちでマーケットを作っていきたいという志向の強い方
報酬:経験に応じて600~1,000万円程度(賞与込み)
ポジション:経営企画ポジション
・事業計画策定
・M&A関連業務
・IR関連業務
・事業のバリューアップ など
・事業会社でのバイサイド投資とバリューアップ、経営志向がある方
・M&A 経験3年程度
・投資銀行でのM&A経験
・事業会社でのM&A経験
・仲介でもエグゼキューションできる方
・中堅FASでのM&A経験
報酬:650~1,000万円程度(賞与込み)
ポジション:経営企画ポジション
・M&Aの全プロセス(ソーシング、エクセキューション、PMI)
・買収時の各種デューデリジェンスの統括、主要買収条件の整理、財務モデリング
・バリュエーション、契約レビュー・交渉の実施
・買収後の統合計画策定、統合プロセスのサポート
・競合事業のリサーチ及び分析
・ベンチャーまたはメガベンチャーで、中期経営計画の策定、予算策定等のご経験がある方
・ベンチャーまたはメガベンチャーで、M&Aプロセスを推進してきたご経験がある方
・ベンチャーまたはメガベンチャーで、経営企画や社長室で特命案件を推進してきたご経験がある方
・自ら改善できる方
・自らの周囲を巻き込み、グループや事業の成果拡大を目指すことができる方
・組織の役割と自らの業務を結びつけて考え行動することができる方
まとめ
経営企画への転職を考えている方に向けて、業務内容や採用市場の傾向、要件などを紹介しました。
採用枠の少ない職種ですが、弊社では未経験採用ポジション含め複数の求人情報がありますのでお気軽にご相談下さいませ。
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