大手製造業メーカーから未経験で急成長中M&A仲介企業に転職

今回は、年収アップのため製造業界の営業からM&A仲介会社のコンサルタントへと転職されたS.Kさんにお話を伺いました。

プロフィール

S.Kさん(27)
製造業界の営業からM&A仲介会社のコンサルタントに転職。
年収1,400万円→360万円+インセンティブに。
転職の目的は年収アップ。

担当コンサルタント

樋口 一成 | Kazunari Higuchi

野村證券にて、経営者・事業法人へのコンサルティング営業に従事。経営者とのコミュニケーションから、経営の悩みは資金面以上に人材面にあると感じたこと、また自分自身を含めキャリアに悩むビジネスパーソンが非常に増えていることを痛感したことがきっかけとなり、当社にジョイン。

目次

経歴と転職理由

樋口

これまでのご経歴と、なぜM&A業界に転職しようと思ったのかを教えてください。

S.Kさん

大学卒業後に新卒で大手製造業に入社し関東エリアで自動化・省力化機械の販売をしていました。大手自動車メーカーさんの工場を開拓する営業をしており、立ち上がったばかりの部署に所属していたので、大きく裁量をもって働いていました。

そこから約1年半で東海エリアに転勤し、ここでも大手自動車メーカーさん向けに営業していたので、計3年営業していたことになります。

当初から、営業力に自信を持つことができた段階で新たな業界にチャレンジしようと思っていました。

その中でM&A業界を選んだのは、将来的には自分で起業してみたいと思っており、実際に事業を運営されている経営トップ層の方と深く関わりたいと考えたことが理由になります。

仕事内容について

樋口

今の仕事内容を教えてください。

S.Kさん

会社の売り手となるお客様と買い手となるお客様にアポイントを取り面談をして、マッチングを図ることがメインの仕事です。

今はどちらかというと売り手となるお客様にアポイントを取って訪問することが多いです。基本的には製造業に特化してDMを送り、反応があった先にM&Aをしませんかという提案をしています。

営業する地域や企業の規模は限定されておらず、全国どこでも対象ですが、私個人は東海エリアと関東エリアのうちの半分程度を回っています。

1日のスケジュール

樋口

1日のスケジュールを教えてください。

S.Kさん

10時出社7時退勤が定時です。

アポイントが無い日は、顧客となる企業へ案件紹介のアプローチをしています。

前職の場合、定時内はひたすら電話をしていましたが、現職の会社ですとアウトプットの他に次の提案の準備などにも時間が使えるようになりました。

活きた経験

樋口

前職の営業経験は活きていますか。

S.Kさん

はい。前職では中小企業向けに自動化・省力化機械を販売していたので社長と話す機会が多く、その経験が現職でも社長とコミュニケーションをとる際にとても活きていると思います。

また、前職ではこちらから能動的にアポイントを取る仕事が多かったのですが、今は能動的というよりは反応があった先にアプローチをするのでアポイントは取りやすいと感じます。

進んでいる案件について

樋口

入社して3か月半ですが、案件はどれくらい進んでいますか。

S.Kさん

M&Aをするという最終的な決断までしている案件は3件ありますが、今後の有効な選択肢としてM&Aを検討している案件も含めると、全部で15件程度はあります。

1年で4件の成約をすることが個人的な目標です。

弊社特有だと思いますが、入社間もなくてもどんどん現場に出ることができるので、実践しながら学習できているというのが案件を獲得していく上で大きいと感じます。

ヤマトヒューマンキャピタルを利用して良かった点

樋口

ヤマトヒューマンキャピタルを利用してよかった点はありますか。

S.Kさん

何社か並行して転職エージェントを利用していましたが、その中でもヤマトヒューマンキャピタルさんが最も真摯に対応してくださったことです。

他のエージェントさんですと、採用企業の担当者との連絡を繋ぐだけでしたが、ヤマトヒューマンキャピタルさんはそれだけではなく、M&Aのフローや業界における各社の特徴をわかりやすく説明していただきました。

私はM&Aに関しては未経験のため素人で、インターネットで調べられる限りの簡単な情報しかもっていませんでしたので。 自分のやりたいことや適性と照らし合わせながら担当者さんと相談することができ、具体的にどこの会社に行きたいのかを選ぶなかで非常に参考になりました。

仕事のやりがいについて

樋口

今の仕事のやりがいはどういうところにありますか。

S.Kさん

前職と違い商品ありきではないので、あらゆる会社にアプローチしてその会社がどうやって儲かっているかを、経営者と具体的に話ができることにとてもやりがいを感じています。

逆にM&A業界は人材ありきでビジネスが成り立っているので、仕組みでカバーできることが少なく、人力でやらなければならない点が多いため勉強や労力がかかる点に大変さを感じます。

私はM&A未経験で入社したため、知識面のキャッチアップは特に重要です。1ヶ月に1度会社でテストがあるので、勉強を疎かにしないようにペースを保っています。

また、業界や業種を問わずできるだけ多くのお客様にアプローチするように心がけており、お客様との関わりの中で出てきた疑問は放置しないようにしています。現場に出て行って様々な経験をしてみることは有効だと思います。

身につく能力

樋口

今の仕事で身につく能力を教えてください。

S.Kさん

定量的な面では、財務・会計から会社の経営状態を読み解くというスキルがつくと思います。
どのように利益を出しているか導き出せるようになりました。

定性的な面では、たくさんの経営者様にお会いする中で思ったように進められないことも多いのですが、それに対するコミュニケーションのスキルやこちらの思惑通りに進めていけるような営業スキルはつくと思います。

ヤマトヒューマンキャピタルを利用して良かった点

樋口

ヤマトヒューマンキャピタルを使ってよかった点を教えてください。

S.Kさん

とにかくレスポンスが非常に早く、こちらがコミュニケーションを取りたい時にはすぐに対応していただけたことが一番信頼出来た部分です。

また、金融業界に特化しているので業界内のことにも精通していて、過去の方々がどのような選択をしたのかを教えていただいたことや、私の思いを聞いてどのようなキャリアが良さそうかという相談にものってくださったことは強く心に残っています。

キャリアプランについて

樋口

今後のキャリアプランと仕事の目標を教えてください。

S.Kさん

M&A業界で十分に活躍した上で、自分で起業したいと思っています。

現職では社内で投資をして事業を始めることもできるので、それも含めてキャリアパスを考えていきたいと思っています。

短期的な目標だと、1年でどれだけ成約できるかを追い求めていきたいです。

目標に近付いているという実感

樋口

ご自身で起業するという目標に近付いているという実感は既にありますか。

S.Kさん

大いにあります。

実際にM&Aの案件を進めていく上では、買い手と売り手のビジネスモデルや、どのように収益をあげているのかを細かく見ていくことになります。

前職だと限られた業界や部署単位での商品の提案だったので、全体を見ることが難しいと感じていました。

また、株式や法務・財務に深く関わる必要があるので、日々の仕事の中でも「今後自分で商売を立ち上げた時はこうすればいいんだな」という気付きがあると、M&A業界に転職して本当に良かったと思います。

M&A業界を目指す方へのメッセージ

樋口

最後にM&A業界を目指す同志の方に対するメッセージをお願いします。

S.Kさん

M&A業界に入って感じたのは、個人の実力がつけられる業界だということです。

当然目指す方向が違えば身につけたいスキルも違うとは思いますが、今後自分で事業を始めたい、独立や起業を目指したいという方であれば間違いなく良い環境なので、是非飛び込んで欲しいと思います。

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