M&Aブティックにご転職された方のインタビュー

M&Aブティックにご転職された方のインタビュー

現在の仕事内容について聞かせてください。

主に事業承継にお悩みの企業オーナー様からの相談を受けて、候補企業の探索からエグゼキューション、クロージングに至るM&A仲介業務の全般を手掛けています。ディールサイズは2、3億円から10億円程度。業界は特に絞らず、幅広い分野の案件に携わっています。

これまでの経歴と転職を決められた理由について聞かせてください。

大学卒業後、大手証券会社でリテール営業に携わった後、親会社であるメガバンクの投資銀行部門に移り、M&Aのエグゼキューションを手掛けました。M&Aの仕事には膨大な知識が必要なのに加えて、周囲の目が厳しかったこともあり、最初の1、2年は必死に勉強しましたね。転職を決意したのは、M&Aによる事業承継支援が、一生をかけるだけの価値がある仕事だと思ったからです。

具体的なきっかけについて聞かせてください。

買い手探しにとても苦労した案件を手掛けたことがあったのですが、納得のいく価格で買収してくれる会社が見つかり、無事成約に至ったとき、売り手側企業のオーナー様は涙を流して喜んでくれました。これこそまさしくM&Aビジネスの醍醐味であり、この仕事を一生やっていきたいと思いました。

もっとも、証券会社では人事異動がつきものですから、M&Aの仕事に中長期的に携わっていくのは容易ではありません。また、前職の証券会社は、主に上場企業のM&Aを手掛けていたため、それなりの年齢になってからでないと、案件をメインで回すことはできませんでした。こうした事情もあって、年齢に関係なく、実力さえあればM&Aのあらゆるプロセスに関わることができる、当社への転職を考えたのです。

M&A仲介という仕事の魅力について聞かせてください。

ほとんどのオーナー様にとって、事業承継は一生に一度の出来事です。オーナー様の人生の重要な場面に寄り添いながら、会社を未来へとつなげていくことができる。案件を成約に結びつけることができれば、本当に感謝していただける。これがいちばんのやりがいではないでしょうか。

この仕事の魅力であり、大変なところでもあるのですが、個人に与えられる裁量がきわめて大きく、基本的には全てが自己責任。組織の一員として振る舞うというよりは、自ら考え、自ら行動することが求められます。買い手先候補へのアプローチなど、メガバンクのような“看板”がなくて苦労することもありますが、個の力を最大限に発揮して、お客さまとのリレーションシップを構築し、信頼を高めていけばいい結果を出すことができる。非常にやりがいのある仕事です。

この仕事ならではの「難しさ」について聞かせてください。

例えば、当事者や利害関係者が非常に多いことですね。行き当たりばったりで利害調整を進めていると、あとでとんでもないことになりかねません。誰が何を考え、どのような思いを持っているのか。当事者ごとに整理して、「将来こうなるのではないか」という予測のもと、さまざまなリスクを検討した上で案件を進めていく必要があります。また、当然のことながら、M&Aは、売り手と買い手双方の納得なくして成り立ちません。どうしたら当事者の納得してもらえるのか、徹底的に考え、調査したうえで、さまざまな角度からアプローチしていく。これも大変な作業ですね。

M&A仲介業界で活躍するためのポイントについて聞かせてください。

自分の手掛ける案件を、どれだけ突き詰めて考えられるか。言いかえれば、お客さまに対して、どれだけ真剣に向き合えるかということだと思います。先輩や経験者など、周囲の人々にアドバイスを求めるのは悪いことではないのですが、彼らの答えが必ずしも正しいわけではありません。どの案件にも当てはまる一般解は存在しないからです。求められるのは、案件ごとの特殊解を一つ一つ、自分の力で導き出していく力です。その意味で、指示待ちタイプの方や、周囲の意見を素直に受け入れてしまう傾向のある方には、この仕事は向いていないのかもしれません。

ヤマトヒューマンキャピタルの転職支援サービスを利用してみて、良かったと思われる点について聞かせてください。

ネットでは取れない情報を得ることができた点、そして、ヤマトヒューマンキャピタルのエージェントのアレンジにより、転職先企業の取締役と面会する場をセッティングしていただけた点ですね。経営陣の考え方を直接聞くことができたことは、入社前後のイメージのギャップを抑えるきっかけになったと思っています。それから、転職後の交流会も大きな魅力だと思います。M&A仲介の仕事では、人脈がモノを言うケースが少なくありませんからね。

今後のキャリアプランについて聞かせてください。

団塊世代の経営者の大量引退の時期を迎えた今日の日本では、優良な経営を続けているにもかかわらず、後継者がいないという理由で廃業を余儀なくされる会社が少なくありません。経営者不足はじつに深刻です。向こう10年間、事業承継の案件はどんどん増えていくのは間違いありません。一つでも多くの事業承継に関わり、成約に結びつけていきたいと思っています。その先の中長期的なビジョンについてはまだ見えていませんが、心から思い入れを持つことのできる企業に出合えたら、いわゆるCXOの立場でその成長を支えていければという思いはありますね。

最後になりますが、未来の同志に向けてメッセージをお願いします。

この業界を生き抜くためには、強烈なバイタリティが欠かせません。また、会計や税務、法務など、膨大な勉強量が求められます。私がM&Aに関わり始めたのは30歳の頃でしたが、少し遅かったという実感があります。M&A仲介業界に興味があるのなら、なるべく早く、27、28歳で飛び込んできてほしいですね。そして、入社後も怠ることなく勉強に励んでいただきたいと思っています。


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