証券会社での経験を活かし、大阪でM&Aアドバイザリーファームを立ち上げられた方のキャリアインタビュー

証券会社での経験を活かし、大阪でM&Aアドバイザリーファームを立ち上げられた方のキャリアインタビュー

これまでの経歴について聞かせてください。

大学卒業後、大手証券会社に就職し、営業職に携わっていたのですが、クライアントの利益に直結する、よりダイナミックな仕事に携わりたいと思い、ベンチャーのM&Aアドバイザリー会社に転職しました。同社では約4年間、ヘルスケア関連の中小企業のM&A仲介業務を担当。売り手と買い手の双方に対して手紙を書いたり、電話をかけたり、ファックスを送ったりと直接営業を行い、前職の証券会社で培った営業力をフルに生かして案件の発掘を行ったほか、大阪支社の立ち上げも経験した後、2019年3月に独立起業しました。

大阪支社の立ち上げとは、貴重な経験をされましたね。

ええ。大阪支社の立ち上げにあたっては、オフィスを選ぶところから携わりました。当時は独立起業が念頭にあったわけではありませんが、現在の仕事をスタートさせる際もたいへん役立ちましたね。感覚的にいいますと、大阪のM&Aの市場規模は東京の5分の1程度、M&A仲介会社は東京の20分の1程度といったところでしょうか。市場規模こそ小さいものの、需給のバランスを考えると大阪の方が案件を獲得しやすく、ある種の“ブルーオーシャン”と呼べる状況といっていいと思います。M&Aが成約に至るまでには「相談したいことがある。すぐに会社に来てほしい」と求められるケースが何度もあります。クライアントの近くにオフィスを構えていることが非常に重要なんですね。

前職でさまざまな経験を積まれるなかで、独立起業を決意された理由について聞かせてください。

父方の実家も母方の実家も会社を経営していたこともあり、私自身もいつかは独立起業したいと思っていたんです。ただ、それより何より、M&Aアドバイザリー会社でできることは全て学んだという手応えがあり、会社に与えられる仕事よりも、自分で手掛けたいと思う案件、社会的意義の大きい案件を手掛けたいという思いがありました。また、社員6人でスタートしたベンチャー企業が社員60人の規模にまで成長したことで、創業当初の経営スタイルも大きく変わり、やりたい仕事ができなくなってしまったという歯がゆさがあったのも確かです。

現在の仕事内容について聞かせてください。

前職と同様、M&A仲介業務を手掛けていますが、案件の約8割は調剤薬局のM&Aです。残りの2割は大阪北新地の高級割烹料理店や、ラグビーW杯にも採用された大阪のグッズメーカー、売上高10億円超のアパレルメーカーの事業継承など、さまざまな企業のM&Aをサポートしています。業種は問わず、手掛けたいと思った案件は何でもやるという姿勢で、仕事に取り組んでいます。

M&A仲介は個人でもやりやすい仕事と考えていいのでしょうか。

そうですね。起業当初は、会社の規模が小さいがために「クライアントに貢献できるか?」、「相手にされない先も出てくるかもしれない」と思っていましたが、そんなことは全然なくて、これまでと同様の仕事ができています。とりわけ売り手にとって事業承継は人生でほぼ一度きりの、きわめて重要な出来事です。だからこそ、本当に「この人に任せたい」と確信でくる人にサポートをお願いしたいと思うのではないでしょうか。クライアントの立場からすると、M&A仲介会社の規模はそれほど大きな問題ではないことを実感しています。

仕事のやりがいについて聞かせてください。

動く資金の大きさやダイナミックな仕事内容もさることながら、いちばんのやりがいは、お客さまに本当に喜んでいただけることだと思います。売り手のなかには、涙を流しながら「ありがとう」とおっしゃる方もいらっしゃいます。もちろん、売り手と買い手の双方の主張に折り合いをつけるのが難しいケースなど、乗り越えるべきハードルも少なくありませんが、これほどやりがいのある仕事はないと思っています。

ヤマトヒューマンキャピタルの転職エージェントサービスを利用されてみて、どのような感想をお持ちでしょうか。他の会社と比べて、良かったと思われる点について聞かせてください。

ほかの転職エージェントとは本気度が違いますし、何よりも、自分に合っている会社を紹介してくれるところが素晴らしいと思っています。また、転職後も、どのようにして成果を出すかといった業界のノウハウや人的ネットワークの提供まで行って頂けましたので本当に感謝しております。それから独立起業を決断し退職した後も、ご縁が続き事業の立ち上げや手続き面のサポートも行って頂き非常に助かりました。

今後のキャリアプラン、目標について聞かせてください。

M&A市場は今後も成長見込みですので、しばらくは、これまで通りM&A仲介の仕事を続けていきたいと考えています。ただし、この仕事には体力的にも精神的にもかなりのタフさが求められます。会社の持続的かつ安定的な成長を実現するという意味でも、もう一つの軸となる事業を創り出していかねばならないと思っています。M&Aに関わった会社の経営に携わったり、ストックビジネスを創出に挑戦したりと、さまざまな可能性がありますが、いずれにせよ、私の人生を捧げられるような事業を創り上げていきたいと思っています。

最後に、M&A仲介業界への転職や、独立起業を目指す、“未来の同志”にメッセージをお願いします。

M&A仲介業とは、いってみれば、会社を丸裸にしたうえで、その会社が抱えている本質的な課題を解決していく仕事です。当然のことながら、会社によって考えていること、工夫しているポイントはじつにさまざま。私たちがメインで手掛ける調剤薬局業界一つとっても、千差万別です。将来どのような仕事に携わるにせよ、M&Aアドバイザーとしていろいろな経営の現場を見て置くことが非常に役に立つのは間違いありません。そして、繰り返しになりますが、クライアントにこれほどまで喜んでもらえる仕事というのもなかなかないと思います。さまざまな業界で経験を積んだ、多様なバックグラウンドを持った志のある人材に挑戦してほしいと思います。


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