M&A仲介専業からM&Aアドバイザリー(FA)への転職<br>~PMIまで一気通貫で企業支援ができる総合経営支援ファームへ

M&A仲介専業からM&Aアドバイザリー(FA)への転職
~PMIまで一気通貫で企業支援ができる総合経営支援ファームへ

——今のお仕事の内容について教えてください。

M&A仲介や、FA(ファイナンシャル・アドバイザリー)を行うM&Aファームで勤務しています。自分でクライアントとなる企業様を探すことが基本ですが、最近では銀行さんと提携して案件を獲得することも多いです。
提携する銀行は地方銀行がメインですが、信用金庫さんともお話させていただくこともあります。

——銀行さんと提携すると確かに双方にメリットがありますね。
  今までのご経歴と転職理由もお聞かせいただけますか?

最初のキャリアは新卒で地方銀行に入行しました。
そのなかでM&Aを扱う部署に異動になりまして、それが今に繋がるM&Aとの出会いでした。その後、日本M&Aセンターに出向になって、本格的にM&A仲介の業界に身を置くことになったのです。そしてここで最初の挫折を味わいました。

——どんなことを感じたのですか?

銀行でM&A仲介の部署にいたときにそれなりの成績を収めていたので、この分野で少し自信を持っていたんです。でも、いざ外部の専門の会社に行ってみたら自分よりもっともっとすごいレベルの人たちがいました。それを知って、もっと頑張らなきゃととても刺激になったのです。そういう環境で過ごしたので、出向から銀行に戻った時に物足りなさを感じてしまって。もっと自分の経験になる環境にいきたいと思ったのです。

それで初めて転職したのが、もう退行されていた当時の上司の紹介で行ったM&A仲介のベンチャー企業でした。ベンチャーで規模も小さかったので自分の裁量もありましたし、2年半程するなかでかなり沢山の経験が出来たと思っています。M&A仲介の経験はもちろん、企業組織を創っていくことだったり専門分野以外のところも数多く経験したりことが出来ました。そうしていくうちに人も増えてきましたし、2年半で専門分野のスキルもつきましたし、また違うところでその力を試したくなりました。

そのように考えた背景には、前職の給料制度がありました。同社は固定給が低く、その分成果に応じた高額のインセンティブを支払う給料制度を導入していたのですが、その弊害として短期収益の獲得に集中してしまい、中長期目線でクライアントをフォローするなど、自身のキャリアを考えづらい環境だと感じていました。それと、自身の環境の変化も転職を考える大きな要因でした。独身時代は土日にフル稼働することも全く気になりませんでしたが、子供ができてからはなるべく休みの日は一緒にいてあげたいと思うようになったので、ワークライフバランスを意識するようになりました。

——それで現在のM&Aファームに転職されたのですね。

そうですね。現在の会社は立ち上げから6年で在籍社員数17名と、これからますます発展していくのではないかという期待感もありました。給料制度や評価制度も、短期目線ではなく中長期で査定を行う方針の会社でしたので、こちらであれば本来行うべき中長期でのクライアントのご支援ができるため非常に満足しています。そのなかで自分が先頭に立って会社を引っ張る存在になりたいと思って転職を決めたのです。

また、ワークライフバランスという点においても、プライベートの時間を確保できており、土日は完全に子供との時間になっています。仕事とプライベートのメリハリをつけることができ、家族もとても喜んでいます。

——転職から3か月経ちましたが、仕事のやりがいはどんなところにありますか?

M&A仲介は仲介したら終わりですし、M&Aに至らなければその時点でお客様とのご縁が切れてしまいますよね。しかし今の会社だとスカウトやECの構築、不動産事業等、今すぐにはM&Aにならないお客様や、成約した後のお客様にもグループ事業の商材をご紹介できる幅があるんです。PMI作業もフォローアップ出来る態勢もあります。
M&Aだけじゃなく、お客様にとって最適なその他の可能性を思案出来るというのは出来ることの幅が広くなって、とてもやりがいがありますね。
冒頭でお話した銀行との提携も、いきなり電話をかけてアポを取って訪問することもあるんです。銀行員だった自分が今度は銀行に営業する立場になったというのも、なんだかおもしろいなと思います。

——FAに対して、仲介のときと違って片側になるケースも多いですよね。

そうですね。やはり仲介の癖が抜けなくてうまく仲介しようと思ってしまうこともあるのですが、基本的に片側は買い手に寄り添うべきだと考えているので、ここは早く癖を抜かないといけないですね。
仲介だと自分で売り買いの管理が出来ますが、片側だとスケジュール管理や価格をいくらにすればいいのか等の匙加減がとても難しいなと思っています。売り手のアドバイザーとの連携も必要になってきますし、より折衝能力が必要になってくるのかなと感じています。

——ヤマトヒューマンキャピタルを利用して良かったポイントはありますか?

自分1人で調べていたら知り得なかった企業を幅広く紹介してくださったことがとても良かったです。1人でやっていたら、もしかしたら検討違いの業界や前職と同じような仲介会社に行ってしまって、スキルアップや家族との時間の確保に繋がらなかったかもしれません。
転職で求めているものを深くヒアリングしたうえで豊富な企業を紹介してくれて、またそれぞれの企業の特徴を懇切丁寧に教えてくださったことで自分のなかの転職の軸が定まったので、とても感謝しています。

——ありがとうございます。私たちもとても嬉しいです。
  今後のキャリプランや目標はありますか?

今の会社内で最速で成約した記録が半年なんです。直近ではその記録を抜きたいですね。
それとチームでもトップを目指したいと思っています。もちろん記録を作れば良いというのではなくて、お客様にしっかり寄り添った提案をして全員がHappyになれるようにご提案していきます。それとM&A仲介からFAを経験したので、この後は漠然とですがいつか事業会社を経験するのも良いかと考えています。今までの知見を1つの会社で生かすのもおもしろいかもしれないですよね。ただ、これはまだまだ先のイメージではありますが。

——最後にM&A業界を目指す方へのメッセージをお願いいたします。

未経験の方でしたら、案件はそう簡単に決まるものではないので強い気持ちと継続した勉強、努力が大事かと思います。何もしないと実績0なんてこともあると思います。勉強や努力は何も1人でやれということではなくて、上司から「真似ぶ」のが良いと思います。どんなすごい人でもみんな最初は未経験者ですから、出来ないことは何もありません。
上司の方も色々聞かれることに何のアレルギーもないはずなので、自分とお客様、会社のためにもどんどん聞いてモノにしていったら良いと思います。

インセンティブ型の給料制度をとっている会社だと特に多いと思うのですが、成約しやすい単純な案件だけを担当するというのはあまりおすすめ出来ないですね。
M&A業界でスペシャリストになりたいのであれば難しい案件や多彩な案件こそ経験することが大事であり必要なことなのではないでしょうか。例えば再生案件とか、スポンサー探し、経営者や従業員の方がご高齢とか、ニッチな業界であると案件の難しさが上がると思います。でも直近の評価やお金をインセンティブで稼ぐより、それを頑張って遂行する方が後の自分に返ってくるものが大きいと思うのです。特に20~30代のうちは色々学んで自分自身のスキルアップを図って欲しいと思います。そうしたらより自分に確かな自信を持てるはずです。


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