事業再生コンサルティングファームにご転職された方のキャリアインタビュー

事業再生コンサルティングファームにご転職された方のキャリアインタビュー

Aさんのこれまでの経歴と、転職を決意された理由について聞かせてください。

Aさん 大学卒業後、大手総合電機メーカーにエンジニアとして就職し、主に水インフラに関わる仕事に携わってきました。しかし、数年前、その会社が不祥事をきっかけに経営難に。私はエンジニアの無力感に苛まれました。会社が一大事だというのに、経営の知識がないために何もできないんだと痛感したのです。これを契機に経営の勉強をスタートし、中小企業診断士の資格を取得。自分の成長のためにも敢えて厳しい場所に身を置こうと思い、中小企業の事業再生コンサルタントの世界に飛び込みました。

事業再生コンサルタントへの転身を決意したのには、もう一つ理由がありました。私の父は会社を経営しているのですが、その会社が万が一、窮境に陥るようなことがあったとしても、自らの力で立て直せるようにしたい。いざというときに家族を助けられるようになりたいと考えたのです。

現在の仕事内容について聞かせてください。

Aさん まず、銀行をはじめとするクライアントから、窮境に陥っている中小企業を紹介してもらい、その会社の具体的な状況や経営難の原因について「デューデリジェンス」というかたちで調査し、報告します。そのうえで、金融機関と会社の意見の擦り合わせを行いながら、経営改善計画の策定を支援していきます。具体的には、5年、10年、20年といった中長期的な時間軸のなかで、会社を窮境から救い出し、成長軌道に乗せていくための計画を立てていく仕事です。

また、これは私自身が手掛けているわけではありませんが、現事業再生ファームでは「モニタリング」を行うケースも少なくありません。四半期あるいは半期ごとに、その会社の資産表と計画とのギャップを把握し、事業経営の見直しと改善を行っていきます。

事業再生コンサルタントに転職されてみて、どのような感想をお持ちでしょうか。どこに仕事のやりがいを感じますか。

Aさん 総合電機メーカーに務めていた頃は、組織の“歯車”に過ぎないといいますか、自分の仕事が会社の成長にインパクトを与えているという実感が得られることはほとんどありませんでした。いいかえれば、大勢の社員の“ワン・オブ・ゼム”でしかなかったのです。

一方、現在の事業再生ファームでは、コンサルティング先の中小企業の社長や幹部に直接意見をぶつけて、会社の方向性を定めていくことができます。再生に向けて全面的にコミットすると同時に、自分の力量を確かめながら仕事をすることもできる。非常に厳しい仕事ですが、自分の力を思う存分に発揮しながら、企業の再生を後押ししていくことができるのは大きなやりがいを感じられますね。

仕事をするなかで苦労されていることを挙げるとすれば、何でしょうか。

Aさん 中小企業診断士の資格を取るための勉強を通じて、事業再生コンサルティングに必要な最低限の知識を身につけていたこともあり、苦労はそれほどでもありません。もちろんコンサルティング先の会社の細かい情報など、わからないことがあれば先輩に率直に質問し、アドバイスをもらうようにしています。

むしろ大変なのは、一時たりとも、プロフェッショナルとしての能力や資質、姿勢に疑問を感じさせることがあってはならないということですね。転職して間もないとはいえ、事業再生コンサルタントとして仕事をする以上、アマチュアであることは絶対に許されません。当然といえば当然なのですが、単に知識を身につけるよりもハードルは高いと思います。

ヤマトヒューマンキャピタルの転職エージェントサービスを利用されてみて、どのような感想をお持ちですか。

Aさん 私はヤマトヒューマンキャピタルさんしか利用していないので、ほかの転職エージェントとの比較はできませんが、ヤマトヒューマンキャピタルさんはコンサル及びファイナンス業界に精通しており、求人先企業の雰囲気や実際の働き方など、表面的には伺い知ることのできない情報を教えてくれます。さまざまな求人を紹介してもらいましたが、「Aさんの性格を考えると、再生コンサルの中でも〇〇社が一番合ってそうですね」というアドバイスをいただきました。転職前にやりたいと思っていた仕事ができていますし、会社の雰囲気も私にとってまさにぴったりでしたから、ヤマトヒューマンキャピタルさんにはほんとうに感謝しています。

また、選考前の「模擬面接」も大変役に立ちました。自分の良いところ、悪いところを率直に教えてくれたのに加えて、ヤマトヒューマンキャピタルさんが最近紹介した人が面接で聞かれた質問事例、その対策についてもアドバイスをいただきました。「不安がなくなるまで何度でも模擬面接をしましょう」とおっしゃっていただいたのも心強かったですね。おかげさまで、安心して本番の面接に望むことができました。

今後のキャリアプランについて聞かせてください。

Aさん まずは一人前の事業再生コンサルタントになるのが目標です。現在は先輩とチームを組んで仕事をしていますが、プロジェクトマネージャーとして事業再生を主導できるようになりたい。また、将来的には、事業再生コンサルタントの経験をベースとして、新たなキャリアを切り拓いていきたいと思っています。例えば、ターン・アラウンド・マネージャーとして、CxOに近いポジションについて、その会社に期間を定めず全面的にコミットしながら、企業価値を上げていく。あるいは、ファンドのかたちでエクイティを取得して、オーナーの立場から会社の価値を高めていく。つまり、事業再生コンサルタントとして企業を後方からサポートする立場からもう一歩踏み込み、会社の成長にフルコミットしていきたいと思っています。

最後になりますが、“未来の同志”に向けてメッセージをお願いします。

Aさん この業界で働いている人は皆、自らの仕事に誇りを持っています。その一方で、他人に事業再生コンサルタントへの転身を進める人がいるかといえば、これがほとんどいないんですね。皆さん事業再生コンサルティングの仕事には大きなやりがいを感じているものの、それだけの“覚悟”が求められるということです。この業界を志望される方には、“覚悟”を決めて転職活動に挑んでほしいと思っています。


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