地方創生・事業再生を得意とするPEファンド(プライベートエクイティファンド)にご転職された方のキャリアインタビュー

地方創生・事業再生を得意とするPEファンド(プライベートエクイティファンド)にご転職された方のキャリアインタビュー

Aさんのこれまでの経歴と、PEファンドに転職された理由について聞かせてください。

Aさん 大学卒業後、日系大手証券会社のリテール営業、大手外資系リース会社を経て、2017年に現在在籍している日系プライベートエクイティファンドに入社しました。バイアウトファンドへの転職を決めたのは、もともとM&Aなどの投資銀行業務に興味があったことや、大手外資系リース会社でのリースファイナンスの仕事を通じて、企業の経営やコンサルの仕事に対する興味が高まってきたこと。それから、大手外資系リース会社在籍中に取得した中小企業診断士の資格をフルに活用したいという思いもありました。これらの希望を一気に叶えられるのが、現PEファンドだったんです。

入社から2年間で、エグゼキューションを5件、入社前から動いていた案件を含めて4件のイグジットを手掛けました。ハンズオンで経営改善を手掛けた企業は6社に上ります。また、現在、投資先2社で役員を務めています。まさに怒涛の2年間でしたが、ほかでは得られない経験を積むことができたと自負しています。

入社前にイメージしていたよりも、大変な仕事があるとすれば何でしょうか。

Aさん エグゼキューションですね。当社を含めてPEファンドは少人数で構成されているので、多くの部分を自分でやり切らないといけません。私も入社前から本を読んだり、友人の話を聞いてはいたものの、キャッチアップの大変さは想像以上でした。エグゼキューションにあたっては、膨大かつ多岐にわたるデータの検討が求められるのはもとより、会計士や弁護士などの専門家を動かしたり、投資先企業のオーナーや投資家に対してもタイミングよく説明したりするなど、経験知が必要な仕事が少なくありません。作業量も膨大で、エクセルを使った財務モデリングのスキルや、パワーポイントで分かりやすい資料をつくるスキルなども身につけていないと業務時間は長くなる一方でしょう。本やネットを調べたり、過去の資料を真似することでなんとか乗り越えることができましたが、なかなか苦労しましたね。

逆に、想像よりもスムーズに行うことができた仕事は何でしょうか。

Aさん エグゼキューション後の投資先の経営改善ですね。当社に入社する前、最も不安だったのは、私のような若造が投資先の経営会議を仕切って、動かせるのかということでした。エグゼキューションを終えた段階で、投資先企業に関する、ある程度の知識は身につけているとはいえ、専門的な事柄まで熟知しているわけではありません。ただ、それでも問題ないんですよね。コンサルタントのような「答えはこうだから、このように動いてください」という類の仕事ではないからです。むしろ、大切なのは「答えをみんなで、試行錯誤しながら考えましょう」という姿勢です。経営の知識やノウハウよりも、これまでの人生で培ってきたコミュニケーション能力や、年上の方々に嫌われない人間力といったソフトスキルがものをいうんですね。ハンズオンといっても、自分で全ての事柄をやりきるというよりも、専門家の力を入りながら、現場の人たちと一緒に営業手法の改善や資料管理、KPI管理に取り組むことが求められるのです。

やりがいを感じるのはどのような瞬間でしょう。

Aさん いちばんの醍醐味は、何といってもイグジットがうまくいったときですね。エグゼキューションがうまくいったときも大きなやりがいを感じますが、イグジットに勝るものはありませんよ。特に印象に残っているのは、ほかのファンドが全く手を出さなかった再生案件のイグジットです。投資先企業の従業員の雇用を守りながら、ブランド価値を維持し、かつ、経営体質を強化して利益を出せるようにして、当社の約30倍の規模の会社に売却しました。これにより当社は約6倍のリターンを得ることができたほか、投資先企業は倒産をまぬかれ、従業員の待遇も改善することができた。投資と経営改善によって皆をハッピーにできるところが、この仕事の最大の魅力といっていいでしょう。

逆に、投資先の業績が計画通りに伸びないときは悩みますね。投資後の経営改善の場面において当てが外れる背景には、事業計画の甘さなどさまざまな理由が考えられますが、そもそも誰が経営をしてもうまく行くはずのない、買うべきではない企業に投資してしまったのが原因であることも少なくない。つねにポジティブな側面とネガティブな側面を併せ持ち、投資したいという気持ちにブレーキを踏むことも大切だということですね。

今後のキャリアプランおよび目標について聞かせてください。

Aさん 独立です。どこかのタイミングでは新たなファンドを立ち上げる、もしくは、ほかの人が立ち上げるファンドの創業パートナーになりたいと思っています。その一方で、これまでは企業の経営を外部からサポートする仕事しかやってきていないので、実業に直接関わり、自分の力で価値を生み出したいという思いもあります。とはいえ、ファンドのやり方に慣れてしまっているので、代表取締役として会社に毎日出社して、陣頭指揮をとるというようなことはないでしょう。あくまで事業オーナーの立場で会社を経営するイメージです。

ヤマトヒューマンキャピタルの転職エージェントサービスを利用してみた感想については、いかがでしょう。

Aさん さまざまなエージェントに会いますが、長い間お付き合いさせていただいているのはヤマトヒューマンキャピタルさんだけですね。最大の魅力は「情報力」だと思います。金融やM&A、ファンド、コンサル業界に深く入り込んでいるので、求人に限らず、さまざまなファンドやプロ経営者に関する情報など多くの質の高い情報を得ることができます。また、クライアントの代表者と直接やり取りをされているので、求められる経験や知識、スキルを具体的に知ることができ、安心して選考対策を進められます。加えて、これまでの活動を通して築き上げてきたネットワークをフルに活用し、採用企業からのセールスメッセージではなく、各企業の生の姿や実際の雰囲気を熟知されている点も大きな魅力の一つです。

最後にPEファンドへの転職を考えている“未来の同志”にメッセージをお願いします。

Aさん PEファンドの仕事は、金融業界やコンサルティング業界といったアドバイザリーの仕事と実業を行う事業会社の中間ぐらいに位置するイメージです。銀行や投資銀行、コンサルにお勤めの方で、事業会社の中身を見てみたいという人にはぴったりの仕事だと思います。また、つねに高いパフォーマンスが求められるという意味ではシビアですが、個人としては実質ノーリスクでさまざまな会社の経営に携わることのできる、ある意味でおトクな仕事といっていいと思います。

アソシエイト1年目から何千万円という収入が得られるわけではありませんが、キャリーやボーナス、固定給の伸び代などを考えれば、PEファンドの収入水準が非常に高いのは間違いありません。求人が出るのはレアなうえに、選考のハードルも高く、門戸がきわめて狭いのも確かですが、優秀なエージェントのサポートを受けることで、内定獲得の可能性を高められるはずです。ヤマトヒューマンキャピタルさんに相談してみてはいかがでしょう。


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