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事業会社から業種特化型のM&A仲介会社を経て、全業種対応型のM&A仲介会社に転職されたAさん

——まず、ご経歴を簡単に教えてください。

私は事業会社出身です。事業開発の仕事に携わるなかでM&Aに関心を持ち、まずは業種特化型のM&A仲介会社に転職したのですが、業種の幅をもっと広げたいという思い、成果に応じた報酬が得られる会社で仕事がしたいという思いが、だんだん強くなってきました。そこで、あらためて転職活動を展開し、ヤマトヒューマンキャピタルさんに紹介してもらった全業種対応型のM&A仲介会社に昨年入社した次第です。

——現在の仕事内容、転職後の成果について聞かせてください。

案件のソーシングからクロージングまで、すべてを一人で担当しています。成果に関しては、転職から約1年間で、2つの案件を成約に結びつけることができました。そのうち1件は譲渡対価が約10億円という大型の案件で1億円弱の手数料を得ることができましたし、ほかにも基本合意を済ませ、これからデューディリジェンスに入る案件が2つあります。これらの成果が年収に反映されるのは来期ですが、どれくらい跳ねるのか、楽しみなところではありますね。

——いま在籍されているM&A仲介会社の特徴について聞かせてください。

一番の特徴は、自由度が非常に高いことだと思います。案件を受けるかどうかも自分で決められますし、11時〜16時がコアタイムとして定められてはいるものの出社義務が課せられているわけでもなく、直行直帰で営業活動や出張に出掛けている社員が少なくありません。こうした側面については入社前から伺っていましたので、イメージ通りといっていいでしょうね。

——逆に、入社前に描いていたイメージと異なる点はありますか。

この1年で会社が飛躍的に成長し、社員が大幅に増えたことで、仕事の組織化が進みつつあることでしょうか。経費の処理や営業ツールなど、良い意味で“なあなあ”でやってきた部分が少なからずあったのですが、組織としてカチッと決める部分が増えてきました。その意味で自由度は低下しつつあるのかもしれませんが、違和感を覚えるほどではありません。それから、最近は自分の案件に加えて、業界未経験の新入社員を教える役割も担っています。入社1年目でこうした仕事に携わるとは正直意外でしたね。

——仕事のやりがいについて聞かせてください。

M&Aの“仲介”といえども、売り手が決断をしない限りビジネスは成り立たず、フィーも得られません。その意味で、売り手に意思決定を促すところが、この仕事の醍醐味だと思っています。首尾よくハッピーエンドを迎えることができて、売り手のお客さまに「ありがとう」とおっしゃっていただけたときは「いい仕事だなぁ」と思いますね。

——逆に大変だと思うことを挙げるとすれば、何でしょうか。

先ほどの裏返しのような答えになりますが、意思決定権が自分にはないということです。意思決定権者はあくまでも売り手と買い手であり、私たちの努力によっては如何ともしがたい部分があるということです。自分の思い通りにいかないことは多々ありますし、実際、最後の最後でディールがひっくり返ってしまうことも少なくなくありません。メンタル的にタフな仕事であることは間違いないでしょう。だからこそ、案件が成約に至ったときの喜びもひとしおなのですが。

——ヤマトヒューマンキャピタルの転職支援サービスを利用されてみて、よかったと感じる点について聞かせてください。

ヤマトヒューマンキャピタルさんの強みはやはり、M&A業界やFAS、PEファンドというニッチな分野に徹底的に特化している点だと思います。他のエージェントの転職支援サービスも活用しましたが、ヤマトヒューマンキャピタルさんが提供してくれた情報は、量的にも質的にも群を抜いていましたね。

——今後のキャリアプラン、目標については如何でしょうか。

自分で案件をソーシングしたり、クロージングに向けて動かしたりするのが好きなので、M&A仲介の実務は今後も続けていきたいと思っています。その一方で、私が培ってきたスキルやノウハウを後輩や新入社員に積極的に教えることで、会社そのものの成長により一層寄与していきたいですね。当社が掲げる「上場」という目標を実現するためにも、もっともっと売り上げを伸ばし、時価総額を高めていきたい。会社全体の価値を高めていかないと、ストックオプションを持っている意味もなくなってしまいますからね。

——M&A仲介会社への転職を目指す“未来の同志”にメッセージをお願いします。

M&A仲介の仕事といいますと、交渉や契約書の作成といった業務を思い浮かべられる方が少なくないと思います。これは間違いではないのですが、広義の“営業”の要素が大きい仕事であるということを肝に銘じていただきたいですね。結局は人間理解だと思います。人間を深く理解し、経営者と深い関係を構築することが重要であり、その結果この人と一緒にM&Aを進めたいと売り手のお客さまに思ってもらえる、人間になることが、M&A仲介ビジネス成功への道だということです。

こうした力を高めるためにも、いま在籍している会社で折衝能力、コミュニケーション能力に磨きをかけて、同僚としっかり連携しながら大きな成果を出す努力をしていただきたいと思います。現状うまくいっていない人が、業界や会社を変えることで、突如として活躍できるようになるなんてことはまずありません。しっかりと結果を出してから、転職を考えてみては如何でしょうか。


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